・ 2008/02/29(Fri)
トヨタ 1JZ
1JZのヘッドをビックバルブのハイレスポンスキットの加工を行いました。
燃焼室もマシニングセンターフル加工済みです。
結構多いんですよ。1JZのハイレス加工って。
・ 2008/02/29(Fri)
5軸マシニングセンター
http://jp.youtube.com/watch?v=mJkdk50zjuE&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=J1sCwiQ3JBk&feature=related
YouTubeで見つけました。松浦機械製作所と安田工業のマシニングセンターの動画です。
FERRARIのシリンダーブロックとシリンダーヘッドを加工しているところの様です。フル削りだしをしていますね。先日少し紹介した5軸のマシニングセンターというのがこの削っている機械です。
買えないのですが、すごく欲しいので動画を見て・・・ため息をついています。
・ 2008/02/28(Thu)
トヨタ2ZZ
結局シリンダーブロックは使えないので交換です。交換するブロックも中古の物なので各部は測定します。メタハウジング径、ブロックの上面歪、シリンダー内径などです。ピストンも中古を再使用しますので、変形が無いか、リングの溝とランド部分は問題無いか、などなどです。
今回はピストンの重量合わせとコンロッドの大端部と小端部の重量合わせなどを行いました。あとはクランク廻りのバランスとメタルクリアランスの確認などを行い組立です。
・ 2008/02/25(Mon)
5軸マシニングセンター
たま工業交流展で見かけた5軸のマシニングセンターで削りだされた品物です。
ボールエンドミルを使い複合角度でベットを動かしながら切削していきます。
・ 2008/02/23(Sat)
たま工業交流展
本日は、となり町の立川市にある昭和記念公園で行われていた「たま工業交流展」を見に出かけてきました。地元の様々なモノつくり企業が出展していて面白かったです。
特に金属部品製造の会社のブースは、かなり刺激があり参考にもなりました。
しかし、今の時代は5軸制御のマシニングセンターですね。CAD-CAMをつかい5軸加工です。たまりませんね。今回は自動車メーカーの試作等を手がけている企業もあり色々と突っ込んで質問してみました。
やばいですね。5軸のマシニングセンターが欲しくなってきた。
・ 2008/02/22(Fri)
バルブの傾斜 (FERRARI F355)
1気筒 5バルブのタイプのシリンダーヘッドです。3本バルブが見えていますが、これは皆INTバルブです。
よく見てください。左右のバルブが内側に倒れていますよね。そうなんです。以前にも紹介したと思いますが、バルブが放射状に傾斜しているんです。すごいですよね。バルブガイドの入る穴加工など大変だと思います。
でも、カムシャフトはまっすぐなんですよ。
フェラーリF355のヘッドでした。
・ 2008/02/22(Fri)
日産プリンスG7
無鉛ガソリンでも問題なく使用できるように、バルブシートを入れました。
G7のシリンダーヘッドは元々バルブシート(シートリング)が入っていないのです。シリンダーヘッドが鋳鉄材で出来ているのでバルブシートもそのままヘッドと一体です。
しかし、このままですと有鉛のガソリンならば問題なく長く使えるのですが、無鉛のガソリンですとバルブシート部分が磨耗してしまいます。
そこで、無鉛でも問題のない材料でシートリングを製作して取付します。
・ 2008/02/21(Thu)
バフ研磨
トラストのサージタンクをバフ研磨仕上げしました。
表面を全体にバフ研磨して綺麗に仕上げています。
細かいところは研磨出来ないので光っていませんですが、
まあまあの仕上がりでしょ。
この仕事は、当社の協力会社に依頼をして研磨仕上げしていますが、磨いた後は、クリアーコートもして表面保護をします。
http://www.naprec.co.jp/contents/tune/tune_b/tune_list03.html
・ 2008/02/20(Wed)
トヨタ2ZZ
ピストンもこんな感じです。
傷がすごいですね。
・ 2008/02/20(Wed)
トヨタ2ZZ
コンロッドメタルが焼きついていた気筒はシリンダーも駄目です。
いやーまいった。ブロック交換です。
傷の無い気筒のシリンダー内壁の色白いでしょ。アルミシリンダーの色です。
・ 2008/02/19(Tue)
トヨタ2ZZ
やはり、3番コンロッド駄目です。
クランクも使えないですね。こうなってしまうとクランクは曲がりが大きく出てしまい修正不可となります。
これから、原因を考えて対策をしていきます。
サーキット走行でも壊れないエンジンに仕上げていく事って難しいですが、面白い事でもあります。
・ 2008/02/18(Mon)
トヨタ2ZZ
コンロッドとクランクを分解。
やはり、3番のコンロッドメタルが無くなっていそうです。
こりゃ、コンロッド、クランク共に使用不可になっていそうです。
・ 2008/02/16(Sat)
トヨタ2ZZ
ヘッドを外しました。
ヤバイですね。3番のコンロッドメタルがやられている感じです。
ピストンがヘッドにヒットしています。INTバルブとピストンも当たっています。
メタルが完全に流れてしまいコンロッドとクランクが直接接してガタガタガタ~っと音が出ていたんじゃないかなと思います。それで上にも余計に飛び出て当たっているんですね。
オイルポンプのインナーギアも割れていそうです。
シリンダーは鋳鉄の入らないアルミシリンダーです。シリコンホーニングなのか。アルシル仕上げです。
・ 2008/02/13(Wed)
投影機
謎の3本溝の部品を投影機に映し出してみました。(黒い影の部分です)
これから、この溝の形状を測定し詳細を調べます。
20倍の拡大で映し出していますが、何の部品だか分かりますか?
もちろんエンジン内部部品です。
・ 2008/02/12(Tue)
トヨタ2ZZ
セリカとLOTUSエリーゼ用のトヨタ2ZZのエンジンです。
分解して破損しているところを修理と対策をします。
さあ、どこがやられているんだろう。
ロッカーアーム付近はV-TECに良く似ていますね。
・ 2008/02/11(Mon)
MADE IN USA
ポルシェのシリンダーです。
これは、3.8リッター用のシリンダーですね。ピストン径が102mmです。
このシリンダーは、アメリカ製の物で材料から製作された物です。
シリンダー横の面圧の高くなる部分は肉厚を増して作られていて安心感があります。当然内径部分はNikasilメッキ処理が施されています。
・ 2008/02/09(Sat)
RB26DETT
RB26のヘッドの加工がたくさんです。
1、スキッシュ部分が溶けてしまっているので溶接して成形修理
2、バルブガイドの交換とバルブシート修正
3、当社のハイレスポンスキット
4、フルチューンのDRAGキットヘッド
5、燃焼室のNC整形加工
などなどの加工です。
RB26も旧車の仲間に入りそうな時代です。しっかりと加工して、修理して、長く長く乗りましょう。
・ 2008/02/08(Fri)
フォルクスワーゲン
空冷VWのタイプワン用シリンダーヘッドです。
水平対向4気筒エンジンなのでこの写真は片側のみの物です。
このヘッドは、アメリカ製の社外ヘッドでレース用設計品です。
すごいハイポートですよね。やはりハイポートですよね。
・ 2008/02/07(Thu)
3.8リッター
空冷ポルシェの3.8リッター用のクランクケースです。
マシニングセンターでちょっと加工しました。
(見る人が見たら分かるかな~)
・ 2008/02/04(Mon)
折れています
先週紹介した。ローバーMiniの腰下オーバーホール予定のMini1000。分解したら見事にクランクが折れてしまっていました!
結構回したんだろうな~。
・ 2008/02/03(Sun)
直列6気筒
当社は、やはりRB26DETTのエンジン加工が一番多いです。
ブロックの加工もRB26ですね。R32の初期型ブロックから、新品N1ブロックまで多数です。今では、ピストンも様々なメーカーの物がありますので選択肢も色々です。
・ 2008/02/03(Sun)
雪が降りました
今日は朝方から雪になりましたね。
でも、気温が高めなので、びちゃびちゃした感じの雪です。
私の愛用車のステップワゴンは普通タイヤですが、全く問題ないです。
気温が低い地域だとこのくらいの雪でもスタッドレスタイヤが必要ですよね。
・ 2008/02/02(Sat)
ピストン製作
これも、同じピストンの裏側です。
・ 2008/02/02(Sat)
ピストン製作
11月22日に3D-CAD図で紹介したピストンが出来上がりました。
MercedesBENZ190-2.5用です。96mmボアです。
若干頭部をドーム形状としました。少し圧縮比アップです。
かっこいいでしょ。
・ 2008/02/01(Fri)
日産L28改3000cc
日産L28改3リッターエンジンです。
腰下のみの組み付けですが、全て加工して組み付けました。
89mmピストンに合わせてボーリング・ホーニングしコンロッドはL28ノーマルの物をフルフロー加工と重量バランス合わせ。もちろん大端部と小端部を個別に重量測定し研磨合わせしました。クランクは曲がりの点検修正をしダイナミックバランスです。メタルのオイルクリアランスもリングの合口隙間も確認調整してあります。
最後に砂抜きプラグを新品に交換して、日産純正のシリンダーブロック専用ブルーに塗装して終了です。
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