Merry Xmas🎄 エンジン加工中!
今日はランボルギーニのシリンダーヘッドを加工しています。シートリングの入替とバルブガイド製作入替です。元々このミウラ系の12気筒はバルブシールの付かないエンジンなので、バルブガイドを設計し改造製作してバルブシールが着くようにします。イタリアのオートバイのバルブシールを着くようにしたこともありますが、今回はTOYOTAの薄いバルブシールを使います。シートリングは無鉛ガソリン用のバルブシールです。現在LP400も同時加工しています。しかし、この手のエンジンは気を使います。もう少しで仕上げ加工です。頑張ります。
ナプレック ワークス
SR20ウォーターアウトレット試作
当社オリジナルパーツとしてアウトレットを試作しました。総削り出しの♯20番です。これは穴位置確認と漏れチェック用です。製品はエア抜きと他に1/8PT穴も付ける予定です。また♯16も同時に製作しています。この後はロアホース側のインレットも製作予定です。
HONDA S2000-F20Cシリンダーブロック
F20Cのシリンダーブロックの改造です。
ライナーを4本打ち、ウォータージャケットにブロックガードを製作圧入しました。
オープンジャケットのシリンダーブロックからクローズド形状に変更です。
これでシリンダーの変形等は心配なくなりますね。
アメ車プロペラシャフトバランシング
今日はアメ車用のプロペラシャフトのバランス修正をしました。プロペラシャフトのバランス修正は車体に取付した状態を再現するところから始まります。その為に前後に専用の取付治具が必要になります。この治具はその都度製作したりしています。GTRやシルビアや競技用のGフォースやクイックチェンジ用の治具は揃っていますが、無いものは作ります。アンバランスの修正方法は鉄のウエイトを溶接付けしたり、研磨して行います。
スロットルボディ製作(ルノークリオ用)
ルノークリオ用のビッグスロットルをワンオフ製作しました。
CAD設計から始まりCADCAMデーター作り結局1年の時間がかかりました。
ボディからバタフライやワイヤードラムまで全て削り出しです。スロットルバルブは73㎜で入口のホース口部は80㎜です。ボディはシルバーアルマイト処理を施し腐食対策も行っています。画像の奥に写っている物はノーマルのスロットルです。
燃焼室破損修理
英国車のシリンダーヘッドの修理です。走行中にシートリングが脱落し燃焼室内を傷だらけにしました。
左は溶接前です。右は溶接後でとりあえず肉盛りをしました。
バルブガイドも破損し大変な状態です。この後シートリングを入れ燃焼室を仕上げ研磨していきます。
ハーレー ナックルヘッド用バルブガイド
ハーレーのサイドバルブ用のバルブガイドを作ります。
左のバルブガイドは見本品、真ん中はバルブガイドの素材です。右は鍔が破損した物です。
真ん中の材料を使い左の形のバルブガイドを作っていきます。
材質はバルブガイド専用の特殊な鋳鉄材です。
日産スカイラインGTR-RB26DETT
RB26DETTの腰下加工&組立を実施しました。
87㎜ピストンが入る様にダミーヘッド締付ボーリングホーニングしメタルオイルクリアランス調整して腰下の組立です。
今回は、摺動艇庫低減とウォータージャケット内の錆対策としてシリンダーブロックにリン酸マンガン処理(パルホス処理)を施しました。
効果絶大です。気筒内の黒光りがカッコいいですね。
V8クランクシャフトバランシングBOBweight
そして、ボブウエイト重量を調整しクランクピンに抱かせました。
クランクピン幅のセンターに取付出来るように計測しながらのロックです。
リーマボルト式なので平行に締付が出来ます。
この状態でバランシングです。V型エンジンのクランクシャフトバランシングは全てボブウエイトが必要です。
V4、V6、V8等
茂木シュートアウトDRAG RACE
12月11日は茂木サーキットで行われたDRAGRACEイベントに出展してきました。今年最後のイベントです。
初参加者も増えて参加台数も150台以上とかなり盛り上がっていました。
当社で加工したエンジンを搭載した車輛も多く楽しいイベントでした。