シートリングを抜き取りしてガイドも抜く準備をしています。
シートリングを抜いたのは、燃焼室の痛んだ部分を溶接肉盛りする為です。これで溶接が出来る状態です。
とにかく歪が出ない様に溶接することが大事です。
前処理(段取り)が大変です。
シートリングを抜き取りしてガイドも抜く準備をしています。
シートリングを抜いたのは、燃焼室の痛んだ部分を溶接肉盛りする為です。これで溶接が出来る状態です。
とにかく歪が出ない様に溶接することが大事です。
前処理(段取り)が大変です。
オイルポンプの付いていないエンジンのコンロッドを製作しました。
オイルは、すくいこみ式でメタルに給油します。元々のコンロッドに付いていたすくいは板金整形の物が付いていました。しかし、当社は削り出しで製作です。
コンロッドメタルも盛金でしたが、いまなりのメタルに変更です。大端部に4枚並べています。ボルトはトヨタのコンロッドボルトを4本使用して締め付けます。
結構面白い形状でしょ!総削り出しでのコンロッド材質もジュラルミンの中で最も強度のあるものを使用しました。
芯間距離はレシオで4以上あります。市販車ではほとんど無いレシオです。 ↓
コンロッドを組み込んだエンジンを搭載した車輌ですが、イベントで調子良く走行してオーナーさんとお客様を楽しませたようです。
GT3の湿式ライナーを6本製作しました。(写真は3本しか映っていませんが)
ノーマルはアルミ材で内径はニカジルメッキ仕上げですが、今回当社は鋳鉄材で製作しました。
内径と外径はノーマルより約2㎜大きな物です。
これで、確か3.8リッターになる様です。
カムキャップはCAD-CAMを駆使して何とか製作しました。が・・・
ヘッド本体の方は治るんだろうか!ものすごいカジリです。アルミがえぐられている感じです。
この後アルゴンで肉盛りして整形し仕上げです。
996シリンダーこんな感じになりました。痛んでいたところを削り取り拡大です。
そして、 ↓ の様なライナーを製作して圧入します。もちろんその後に内径の加工を行い仕上げです。
EJ20のヘッドをチューニングです。シートリングをベリリューム銅に変更しました。
ベリ銅はしっかりと熱処理のされたものを使用しないといけないので、手間がかかります。
V12の360のシリンダーヘッドです。オーバーヒートしたとの事でしたので、カムの回りを点検しています。
ヒートしてシリンダーヘッドが反ってしまうと当然ですが、上面側も反ります。そうするとカムシャフトの回転が悪くなりトラブルが起きてしまいます。
2ZZのその後です。
今回のエンジンブロックはお客様のご依頼で、ガンコートを施しました。
ブラストを当ててその後ガンコートです。オートバイのエンジンの外側に良く塗装する放熱性が良くなる、塗料です。
言葉の通りガンに塗装する塗料です。
これから、シリンダーヘッドも搭載します。
ビッグバルブの組み込まれたフルチューンヘッドです。