ナプレック ワークス

トヨタ2ZZライナー入れ

Sep 13th, 2013

2ZZライナー

 

トヨタの2ZZシリンダーにライナー入れ加工です。

元々はアルミシリンダーでコーティングの処理を施したブロックです。ピストンサイズの変更やクリアランスの変更にはやはり鋳鉄のライナーですね。
色々な意味で安心感があります。加工に関しては注意するポイントがあるので、そこをしっかり押さえて加工です。

この後は適正な温度までブロックを温めてからライナーを焼嵌めします。

オイルパン製作(アルミ削り出し)

Sep 11th, 2013

オイルパン5

 

鈴木くんと製作中の削り出しオイルパンです。

ある程度出来上がったきました。後はフィッティングの穴加工だったり後部の穴加工です。重量は未だ測っていませんけど、結構軽いです。
純正ノーマルのオイルパンのアルミ部分よりもはるかに軽いです。

ドライサンプ用のオイルパンなので、シンプル形状なんですよ。メンバーの逃げも加工で製作してカッコいいでしょ。

完全オリジナルのオイルパンが完成まじかです。

オイルパン6

旧MINIレース用

Sep 07th, 2013

MINIギアトレイン

 

私も所有している旧MINIのエンジンです。オーソドックスな4気筒OHVのエンジンです。構造は単純で、プライベートの方でも遊べる車(エンジン)です。
レースイベントも盛んで様々な大会イベントがあり、関東では筑波サーキットでのレースイベントが盛り上がっています。

エンジンパーツ、車体パーツ共に大変多くの物が揃っていて改造も部品選択から楽しめます。

この画像は、お客様のエンジンでレース車の物です。
カム駆動をギア式で動くギアトレイン式になっています。いまから取付をし、バルブタイミングを取るところです。タイミングの調整は、カムギアのピンを打ちかえる方法で、完璧に変更して固定のできる構造です。しかし、調整は少し大変です。ピンを打ち変えないといけませんので、いい場所にバシッとくるか!
スライド式ならば微調整も出来ますがね。

INT=BTDC25°→ABDC50°でLobCenter102.5°にしました。EXHもほぼ同じ103°です。

いい穴にバシッと決まり良かったです。しかしギア鳴りが結構しそうな感じです。

Kawasaki SS350と250オートバイシリンダー

Sep 06th, 2013

Kawasakiss350

 

Kawasakiの旧車です。それも2ストのエンジンですね。このオートバイは名車になります。昭和のオートバイ全盛期の名機です。この他にも名機はたくさんありますが、なかでもKawasaki車は男っぽさが人気です。

いまでも、この2ストエンジンも4ストのZ系のエンジンも加工の入庫は多いですね。

このシリンダーは、オーバーサイズでボーリングホーニングしたところです。

L28 CylinderHead

Sep 05th, 2013

L28アルゴン

 

L28のシリンダーヘッドをアルゴン盛りしました。N42タイプの28ヘッドです。

日産のシリンダーヘッドの材質はAC-〇〇なので同じ材質の溶接棒を用意しています。しかし、日産でもS20やレース用のエンジンは材質が少し違うので、難しいですがその都度工夫しています。

燃焼室の溶接作業は、巣穴が出ない様にするのと溶接歪が出ない様にする事に対しての対策をしていかないといけません。

いままで、L型のシリンダーヘッドの肉盛りは何台やったんだろう?

数えきれない位の台数を盛っているかも・・・。

RB26DETT CylinderHead加工

Sep 04th, 2013

RB26燃焼室1

 

最近多い加工はRB26DETTのシリンダーヘッドの加工です。画像はDRAGキットの加工して燃焼室をフルサークル形状で加工した物です。一時RB26DETTのシリンダーヘッドの加工、特にパワーアップ目的の加工が少なくなったのですが、最近また多くなりました。

ベリリュームのシートリングも選ぶ人が多いですね。

シートカットは機械3台体制で加工して、燃焼室のマシニングセンター加工は2台体制でフル加工を実施しています。帰宅前にヘッドをマシニングセンターにセットしてプログラム起動です。燃焼室加工は夜間がベストです。
最近では燃焼室の形状もいろいろ工夫しているところです。

RB26DETTのシリンダーヘッド加工はもう何台加工したんだろう!驚く台数です!
そうだ、この画像のシリンダーヘッドはポート研磨も当社で行ったシリンダーヘッドです。

 

RB26燃焼室2

SR20DEエンジン

Sep 01st, 2013

se20de na-3

 

SR20DE-NAエンジンももう少しで完成です。

バルタイを見ています。

オーバーラップ時のバルブリフト量 V/Pクリアランス 1.0㎜リフトでの測定で中心角の確認合わせ。この手はINT大体110°位に合わせます。