燃焼室の肉盛り&シートリングの入替修理が終わりました。
気を使うヘッドですし、バルブガイドの入替には癖があるので多少時間がかかってしまいます。
でも、無事に修理完成です。
燃焼室の肉盛り&シートリングの入替修理が終わりました。
気を使うヘッドですし、バルブガイドの入替には癖があるので多少時間がかかってしまいます。
でも、無事に修理完成です。
VQ35DEのシリンダーブロックのボア口の強化です。
ウォータージャケットのオープン部分にピンを打ち込みます。
最近この加工をするところが多くなりました。出力を上げていくとオイル消費が激しくなったり圧縮が漏れてしまったりとなることの対策です。
画像はピンを圧入する前の状態です。この後ピンを奥まで圧入してからシリンダー上面を面研します。
とうぜん最後にボーリング・ホーニング仕上げをして腰下の加工は終了です。
RB26DETTのシリンダーヘッドをDRAGキット燃焼室フル機械加工で仕上げしました。
https://www.naprec.co.jp/contents/parts/parts_b/kit_rb26.html
上記のページ内の一番下の加工キットです。
2台共です。手前の燃焼室はフルサークル形状で、奥のヘッドはフルスキッシュ形状です。共に機械加工仕上げです。
RB26のヘッド加工は得意なので自信を持ってお勧めしています。
最近、RB26DETTの加工が多くなりました。皆さん大事に車を乗っているのですね。これからも長く乗り楽しみましょう。
かち割り式のコンロッドです。何度見てもすごいですよね。
本当にキャップと本体が離れるの?って思いませんか?切れ目が全く見えないんです。でもこの形状のコンロッドはハウジングの再現性がすごく良いんですよ。
今回は小端部のブッシュを製作入替しました。
このテーパー形状の小端部にブッシュを圧入するのも嫌なんですよ。少しコツが必要なんです。ブッシュの内径部は、バニシングして仕上げています。
SUZUKIのカプチーノのスロットルを拡大加工しました。
39mm仕上がりです。
当社は様々なスロットルボディを加工します。スロットルバルブも毎回製作して現品合わせします。もちろん内径ボーリングしたボア径と0.01mm単位で合わせての製作です。
バルブリフターの表面処理を行いました。
チタンコーティングです。コーティングなのでミクロンの膜厚で直径が大きくなりますが、使用上では問題の無い範囲です。
TOYOTAのバルブシム等にも同じコーティングしていますね。
Dinoのシリンダーをボーリング・ホーニングしました。
ライナーがホーニングの加工中に回らないか心配しましたが、固着しているのか全く問題無く加工できました。
Dinoのエンジンは水漏れがするので色々と大変です。せっかくエンジンを全部分解していますので、水周りの修理をしっかりと行い仕上げていきます。
MAZDA車のドライブシャフトのスプラインが抜けないです。
結構力をかけてもダメみたいです。
調べると非分解との事でしたので、他の方法を考えます。
今日もCylinderHeadの加工現場は大忙しです。日本車から外車の様々なヘッドを加工しています。
写真は、VR38-GTRのヘッドで、現在シートカットをしているところです。
バルブガイドはベリリューム銅材を使用して製作し入替えました。ベリの材料は高価なので製品の価格も高価になってしまいます。
RB26DETTシリンダーヘッドを修理しました。
水にオイルが混じる変な症状がでるRB26!ヘッドガスケットでもなく何だか原因不明のトラブル!
写真の油路の内部でのリークです。この穴は本来、アルミ栓か硬球栓でふさいでありますが、当社が外して修理したために1/8ptに変わっています。
この穴の奥でリークするんです。圧検するとすぐに出ます。
修理は、ダブルインプレグネーション法で行います。特殊な方法なので、確実に治ってくれます。