オスカのクランクシャフトを修理しました。
かなりのClassicエンジンです。もちろんThreeBearingですし、メタルは全て盛りメタルです。盛りメタルは自由度があって良いのですが、耐荷重が低いので出力の高いエンジンには不向きです。盛りメタルは、ホワイトメタルを溶かして型に流し込んで作る軸受けです。
このクランクは焼き付き磨耗したので、一部を硬質クロムメッキで盛りつけした後に研磨仕上げを行い完成しています。
オスカのクランクシャフトを修理しました。
かなりのClassicエンジンです。もちろんThreeBearingですし、メタルは全て盛りメタルです。盛りメタルは自由度があって良いのですが、耐荷重が低いので出力の高いエンジンには不向きです。盛りメタルは、ホワイトメタルを溶かして型に流し込んで作る軸受けです。
このクランクは焼き付き磨耗したので、一部を硬質クロムメッキで盛りつけした後に研磨仕上げを行い完成しています。
水冷のFLAT-6エンジンのシリンダーです。
気筒内の上部が破損しています。かなりひどい状態ですね。これは修理するかしないかの判断に迷うところです。
一気筒だけをスリーブ入れて治すのもいいですが、全気筒入れたいですね。
シリンダー内もアルシル仕上げのシリンダーですし、、、
S20です。
この当時のエンジンでは非常に珍しく、クランクキャップの取付ボルトは外からも締付けるサイドボルト付です。通常の下方向から締付けるボルトに更にサイドから締め付けてブロックの剛性とクランクよじれ対策を上げています。
キャップとブロックの間には適正な厚みのシムを入れて締付けます。
現在のエンジンではこのサイドボルト式の物は多く有りますね。
NSXタイプRのスロットルを内径拡大加工を施しました。
この手の車輌のスロットルは気を使います。全ての加工工程をかなり慎重に行っています。分解工程、部品の洗浄、機械加工、スロットルバルブ製作、組立と!
でも、調子よくなるチューニングのひとつです。
しっかりと作っていきます。
S20腰下組みつけ中です。
ピストンは亀有エンジンワークスさんで販売している鍛造ピストンです。結構軽量タイプで作られているいいピストンです。
純正よりちょいとオーバーサイズのオーバーホールプラスアルファーの際にはいいですよ。
V12エンジンです。本当に全て手作りの車です。
当社で加工などを行ったエンジンです。
走るまでは、もう少し時間がかかりそうですが、楽しみですね。
S20エンジンのライナー交換が終わってクランクシャフトを取付しました。
このクランクは純正品ですが、ジャーナル部分が段つき磨耗していたので研磨しました。アンダーサイズ研磨です。S20の場合純正アンダーサイズのメタルが設定無く今まではクランクは再研磨できませんでした。しかし、社外でアンダーメタルが発売となった為に再研磨を行い再生ができるようになったんです。
S20は表面熱処理がされたタイプなので研磨すると硬化層がなくなってしまう為に研磨後はSQ処理を施します。焼き入れです。これで磨耗が出ないようになります。
クランク表面が黒色になっているのはこのSQ処理の色です。
ROVERのK18エンジンに改造スリーブを入れました。
シリンダーブロック側も拡大してデカイスリーブを入れました。
ノーマルのスリーブは手で抜ける隙間嵌めですが、今回のこのブロックは圧入式としました。気筒間は得意のDカットを施した4本同時圧入式にしました。
これで、BIGボアが可能となりました。
ライナーの入替も終わり腰下の組付けに入っています。
クランクシャフトも組んでいます。
NAチューニングのヘッドです。
シートリングを入替して純正と異なった材質の物をいれています。
更に、INTとEXHでも異なった材質にしています。写真を見て皆さん分かりますか?
若干色が違うの。
使用用途、目的よって微妙に材質を選び使用します。