RoverMINIのフライホイールです。旧MINIの中で後期型のフライホイールクラッチです。クランクシャフトに取付されるのはクラッチカバーです。フライホイールはクラッチに取付されています。真ん中のテーパーでクランクに取り付けです。
フライホイールについているギザギザはクランク位置を測るピックアップ取り出しの部品です。
RoverMINIのフライホイールです。旧MINIの中で後期型のフライホイールクラッチです。クランクシャフトに取付されるのはクラッチカバーです。フライホイールはクラッチに取付されています。真ん中のテーパーでクランクに取り付けです。
フライホイールについているギザギザはクランク位置を測るピックアップ取り出しの部品です。
ワーゲンのヴァナゴンって知っていますか?
フォルクスワーゲンの空冷の水平対向エンジンは有名ですよね。
ヴァナゴンは水冷エンジンなんです。こんな感じです。(写真見て下さい)
すごいでしょ。この状態。水路内にヘッドボルトが通っていて完全に水没です。
今回もヘッドボルトが錆びてしまい折れたのを抜き取りです。
TOYOTAの名エンジン「2TG」 憧れのエンジンでしたね。
私がエンジン仕事を始めた頃はTOYOTAといえばこのエンジンか、18RGでした。4AGは無かったですからね。
2TGはポート研磨もかなりの台数をやりました。削りがいのあるヘッドで、全身キリコまみれでした。220ヘッド。222ヘッド。260ヘッドなど色々です。
今回は、定番3Tクランク使用の2リッターエンジンを作っています。
亀有さんで発売している鍛造ピストンです。↓
当社のオリジナルパーツです。SR20のパワーステアリングPUMPの移動ブラケットです。
下に移動したタイプです。
アルミの鋳造品です。もちろん熱処理もしっかりと行い強度もバッチリです。当社のD1マシンにも製品と同じ物を取付しています。
https://www.naprec.co.jp/contents/parts/parts_b/parts305.html
クランクシャフトの先端が磨耗したので、肉盛りしました。
以前にも何度か紹介した物とおなじです。
結構多いです。修正肉盛りの仕事は。
溶接は特殊な材質の物を使用です。
大径のウォーターポンププーリーです。当社の通常販売しているATIダンパー用ウォーターポンププーリーよりも更に大径です。通常キットの物もかなりの大径ですが、当社のD1用で更なる大径で製作してみました。水温上昇キャピテーションの対策です。
このままいくと電動ウォーターポンプに変更したくなります。エンジン回転数が変化してもポンプ回転数は一定に出来ますからね。
90mmピストンに合わせて燃焼室を加工しました。ボアが大きいので燃焼室の輪郭も大きくしたんです。といってもピストン径より若干小さく仕上げてあります。
もちろん、マシニングセンターを使ったフル機械加工仕上げです。画像の燃焼室はヘミサークル形状です。
さあ、これから容積を測定してから最終面研をします。
これ、D1Grand Prixに使用するヘッドです。。シートリングの材質がバレテしまったかな?
SR22のブロック加工中です。90mmピストン用にスリーブを入れますが、何台加工しても大変な作業です。とにかくキリコは沢山でるし、時間はかかるしです。
頑張って作らないとお客さん待っています。レースが始まってしまいます。
しかし、当社の新バージョンエンジンは間に合うのだろうか。自分で心配になっています。
下の写真は、22スリーブを入れたところです。入れるのもコツが必要なんですよ。WD加工部位を全て揃えて入れますからね。
今回は水路を少しだけ変更してみました。
当社のD1車輌のエンジンをオーバーホールです。約1年ぶりに分解します。
次回の富士の大会前にオーバーホールです。
現状、特には問題は無いと思いますが、完全オーバーホールします。
実は、このエンジンはスペアにして、別に新たなエンジンを作っているところなんです。
無駄に・・・?更なる高回転型で作っています。
でも、サージタンクや配管類等の補器類が高回転化するにはイマイチなので、今回も今までとおりの 9000回転で抑えるようにしようと思います。
当社のお客様のガレージ内に面白い物を見つけました。
初代のHONDAモンキーです。CZ100です。
最高に綺麗なほぼフルオリジナルの車輌です。
このオーナーの方は、この他にもとにかくエンジン付きのおもちゃ(乗り物)を沢山所有しています。
見ていて楽しくなり、うらやましい限りでした。。