ごついクラッチです。イタ車のクラッチですが、かなり強そうです。スターターのリングギア部もモジュール値も大きそうですし。中に着くディスクのインプットスプラインも荒目です。
カバーの形はポルシェなどとも同じ様な形ですね。
プル式のクラッチでした。
ごついクラッチです。イタ車のクラッチですが、かなり強そうです。スターターのリングギア部もモジュール値も大きそうですし。中に着くディスクのインプットスプラインも荒目です。
カバーの形はポルシェなどとも同じ様な形ですね。
プル式のクラッチでした。
燃焼室の修理をします。
真中の気筒の燃焼室が激しく痛んでいます。シートリングの脱落が原因なのかな~と思われますが、、恐ろしいです。
下の写真がアップの姿です。(結構痛々しいですね。)気合で修理をしないといけません。
イタリアの闘牛車のV12エンジンですから。
V型の場合一番気をつけないといけないのが、歪みです。なんといっても面研の量を最小限にしないと反対側のヘッドとの圧縮が変わってしまうのです。その他にはバンクにまたがった部品類が取付出来なくなってくる事です。
↑ 修理前の状態です。
お!シートリングの材質は、アレだね。当社にとっては、やりやすい材質です。シートリングを外して溶接です。
溶接を行いシートリングを新たに入れ燃焼室を仕上げ研磨しました。(途中の写真はとり忘れました)この後はシートカットをして最後にヘッド面の面研です。
もう少しの工程が残っています。
コスワースエンジンを分解しています。
初のエンジンですので、各部を確認しながらの分解です。
バルブクリアランスは結構揃っています。さすがです。
バルタイは少しずれているのかもしれません。タイミングチェーンの取り回しが2ZZ風ですね。チェーンのガイド等の影響で少し遅れているのかもです。
S20腰下の組付けが終了しました。
いろいろと問題出て仮組みしたあとに追加加工が出たりで予定が少し遅れています。
再度様々な部分を測定しながら組付けを行います。
COSWORTHエンジンです。7に搭載している素晴らしいエンジンです。
これから分解してバランス修正や各部の点検を行います。
ドライサンプ式のオイルパンです。
オイルポンプはクランクケース内に内蔵しています。
分解ワクワクしますね。
ライナーを作っています。先日紹介した素材をNC旋盤で切削しています。まだ荒削りですが、ここまででも結構大変です。
旋盤のバイトも高負荷と高温でしんどいです。もちろん特殊な切削チップを取り付けしています。
ガンバリマス!
2010年10月16日 D1Grand Prixの最終戦がありました。
今回の大会は当社は不参加です。
そう、、、前回のエビスでの大会で車が潰れてしまった為です。残念ですが時間も無いし・・・・・です。
なので、見学だけに行ってきました。
齊藤太吾選手のピットに当社のバナーを貼らしていただきました。
2010年D1Grand Prix参加の皆さんお疲れ様でした。
クランクシャフト焼き付きしています。どの様に痛んでしまっているかを確認していきます。
振れ(曲がり)測定=中央ジャーナル部で、30/100の振れあり。
磨耗(クランクピン部)=0.20mm以上の磨耗あり(慣性荷重負荷大面)
亀裂検査(磁気探傷)=亀裂あり(磨耗部位)
非常に残念ですが、本クランクシャフトの使用は難しいです。
メタルを痛めてしまうと(焼き付き)クランクシャフトは必ず曲がります。焼けてしまった部分からV字に曲がります。見た目には大した事無くても曲がりが修正不可で再使用不能となる事が多くあります。。。
下記の画像は、上の画像のクランクシャフトを磁気探傷検査した際の画像です。細かい亀裂が軸方向に沢山あります。これは正に焼き割れです。(円周方向に亀裂が入る事もあります。この場合は完全に使用不可です)
TOYOTAの2JZ用シリンダーヘッドをハイレスポンスレース燃焼室キットの加工を施しました。定番のヘッドチューンですが、何度見てもカッコイイと思います。
マシニングセンターでの燃焼室フル加工!容積の誤差もなくなり面粗度も上がり満足して頂ける事間違いなしです。
このヘッドは海外へ輸出されます。「Mongol」へ旅立ちます。
向こうで、いい走りをしてくれる事を念じてキレイに仕上げしました。
Kawasakiの空冷シリンダーの加工です。オーバーサイズのシリンダースリーブが入るように加工しているところです。
スリーブは、適度な締め代をつけて仕上げます。その後「焼きばめ」で挿入していきます。
2輪も旧車ブームですよね。中でもKawasaki車は人気高いですね。
さあー挿入して仕上げ加工をしないと。頑張ります。