SR20DEのシリンダーブロックの裏側です。
オイルジェットが無いの分かりますか?
取付加工ができるように台座部分はあります。が、しかし加工がされていないのでこのままでは当然つきません。
タービンへの給油の油圧も無いです。タービンからの戻りラインも加工されていません。
SR20DEのシリンダーブロックの裏側です。
オイルジェットが無いの分かりますか?
取付加工ができるように台座部分はあります。が、しかし加工がされていないのでこのままでは当然つきません。
タービンへの給油の油圧も無いです。タービンからの戻りラインも加工されていません。
ROVERのMINI1300です。大好きなエンジンです。
様々な設計が変わっていて本当に楽しいエンジン、車輌です。MINIは、、
ボアピッチとクランクピッチが違うことでコンロッドが偏芯して作られているし、ボア径よりもコンロッドキャップの幅が大きかったりと面白いです。
写真のコンロッドは、英国の老舗コンロッドメーカーで発売しているレース用コンロッドです。お決まりのH断面形状のコンロッドです。カッコイイですね。
クランクシャフトも何とも言えないでしょ。Threeベアリング最高に好きです。
これから、このMINIの腰下を加工組立を行います。
ランチャデルタインテグラーレのシリンダーヘッドをオーバーホール加工します。
これからカムシャフト等を分解し各部の点検を行います。
ランチャのヘッドは(イタリア車は共通しているかも)比較的にバルブリフターの直径が大きいです。カムシャフトの作用面積を考えて余裕を持たせているのだと思います。
それから、バルブの全長も長めの設計です。INTとEXHのバルブ挟角を小さくしたかったのですね。
SR20DEの腰下部分が組みあがりました。
何故かノンターボエンジンの方が楽に組めるような気がします。
部品点数少ないからかな?
でも、ノンターボエンジンの方が組み方で性能に影響でるかもしれませんね。
ベリリュームのシートリングを仕上げました。
シートカット形状は様々なヘッドに合わせて変化させます。ポートとのつながりを見ながら、、燃焼室との段差が出来ないように、、、などです。
ポルシェの空冷911ヘッドです。これは3.2リッターのタイプだったかな?
シートリングを入れ替えしてバルブサイズも大きくしています。
シートリングはお決まりのベリリューム銅材です。
燃焼温度の高いエンジンにはお勧めです。
SR20DEノンターボエンジンのオーバーホールを行っています。
基本的には、全てノーマルでのオーバーホールですが、バランス取りは行います。
コンロッドの大小バランス(回転、往復)とピストンの重量合わせ。当然クランクシャフトバランス等です。
今回使用するピストンは、パルサーN15-N1のSR16VEの日産純正ピストンです。
頭部は、バルブリセスが付いていて、硬質アルマイト処理とスカートにはモリブデンのコーティングが施された、純正品のピストンですが、フルチューン状態のいい品物です。
カッコイイですね。このピストン。
真裏から見るとこれまた凄い奇抜です。
まるでF1用のピストンですよね。
SR20の燃焼室が溶けてしまったヘッドの修理が終わりました。
全て溶接しシートリングも入替して仕上げです。
様々な原因でトラブルは出ます。セッティングも含め慎重に車作りしないとですね。