KENTヘッド

Mar 14th, 2009
KENTヘッド・シート部亀裂

KENTヘッド・シート部亀裂

鋳鉄ヘッドのKENTです。

LOTUSなどに使用されているエンジンです。燃焼室がピストン側にある、まるでディーゼルエンジンの様です。シートリングもバルブガイドもヘッド本体と一体で出来ています。

加工中に発見!オーバーヒートが原因だと思いますが、様々なところに亀裂があります。
非常に残念ですが、このヘッドは使用できないです。(T_T)

GC8・EJ20エンジン修理

Mar 13th, 2009
EJ20クランクと曲がったコンロッド

EJ20クランクと曲がったコンロッド

分解しました。。。

残念ですが、クランクシャフトとコンロッドが再起不能となってしまっています。コンロッドメタル1ケ所はクランクシャフトと一体化してほとんど存在がありません。
しかも、コンロッドが首を傾げています。曲がっています。。

これから、シリンダーとメインメタルハウジングの状態を点検します。

シリンダーヘッド修理します。

Mar 11th, 2009
粗面研後シリンダーヘッド964

粗面研後シリンダーヘッド964

溶接後に燃焼室内を粗加工しました。
巣穴も無いし溶接肉盛りは問題無しです。(^^♪

シートリングの挿入部分も仕上げてこれからシートリングを入れます。
ツインプラグであるプラグ穴も傷んでいるし、マダマダ加工箇所が多くあります。

GC8・EJ20エンジン修理

Mar 10th, 2009
EJ20腰下分解前

EJ20腰下分解前

GC8のEJ20エンジンの腰下修理です。

メタルが痛んでいるということなのですが、これから分解です。
水平対向エンジンは結構好きなエンジンなんですよ。分解と組立てには少しコツがありますが、そこが面白いエンジンです。

メタルトラブルですが、軽症であればいいですね~。

キャリパーブラケット

Mar 09th, 2009
リアブレークキャリパーブラケット

リアブレーキキャリパーブラケット

オートバイのリアブレーキキャリパーブラケットを製作しました。

リアブレーキは、やっぱり下キャリパーですよね。アクスルシャフトの下にキャリパーを取付する事でブレーキング時にサスペンションを縮めるそうです。それで減速時の姿勢を保つようにします。

もちろんフレームからのトルクロッド式でキャリパーを固定です。
ジュラルミン材からの削りだしです。

2サイクル・suzuki GTサンパチ

Mar 08th, 2009
GTサンパチ

GTサンパチ

最近全然見なくなった2サイクルエンジン。
これは、名車!ジーティーサンパチ!です。

組み立て式のクランクシャフトは多くみますが、ほとんどがKawasakiのZ系の物。そう、4サイクルの物です。しかし、これは2サイクルです。本当に久しぶりです。
サンパチは懐かしいっす!集合管をつけるとものすごく歯切れのいい カッコいい音がするんですよ、ところが全然走らなくなるんですよね。でも男っぽい車輌デザインが好きでした!
このエンジンはクランクのベアリング交換と芯出しです。

フェラーリ・FERRARIバルブガイド

Mar 07th, 2009
F40バルブガイド・Special copper materials

F40バルブガイド・Special copper materials

フェラーリのバルブガイドです。

フェラーリエンジンのほとんどの物は、基本的にこのような形状のバルブガイドです。
圧入部分の上側がテーパー状の鍔になっています。
ここの面がバルブシートの様にシリンダーヘッドに着座して密着します。これで、ガイドの周りからのオイル下がりを防ぐようになっています。

画像は、当社で製作した物で、材質は特殊な銅材で製作しています。
これからヘッドに焼き嵌めし加工です。(それとも、液体窒素で冷やし嵌めにしようかな~)

シリンダーヘッド修理します。

Mar 06th, 2009
溶接後シリンダーヘッド964

溶接後シリンダーヘッド964

燃焼室傷だらけの部分を溶接肉盛りを行いました。

バルブガイドの穴も一度埋めてしまいましたが角度を出して再度穴加工し復活しました。

さあ!まだまだ工程が残っていますが、頑張って修理します。