ナプレック ワークス

RB26DETT CylinderHead加工

Sep 04th, 2013

RB26燃焼室1

 

最近多い加工はRB26DETTのシリンダーヘッドの加工です。画像はDRAGキットの加工して燃焼室をフルサークル形状で加工した物です。一時RB26DETTのシリンダーヘッドの加工、特にパワーアップ目的の加工が少なくなったのですが、最近また多くなりました。

ベリリュームのシートリングも選ぶ人が多いですね。

シートカットは機械3台体制で加工して、燃焼室のマシニングセンター加工は2台体制でフル加工を実施しています。帰宅前にヘッドをマシニングセンターにセットしてプログラム起動です。燃焼室加工は夜間がベストです。
最近では燃焼室の形状もいろいろ工夫しているところです。

RB26DETTのシリンダーヘッド加工はもう何台加工したんだろう!驚く台数です!
そうだ、この画像のシリンダーヘッドはポート研磨も当社で行ったシリンダーヘッドです。

 

RB26燃焼室2

SR20DEエンジン

Sep 01st, 2013

se20de na-3

 

SR20DE-NAエンジンももう少しで完成です。

バルタイを見ています。

オーバーラップ時のバルブリフト量 V/Pクリアランス 1.0㎜リフトでの測定で中心角の確認合わせ。この手はINT大体110°位に合わせます。

 

 

LOTUSスロットル修理加工

Aug 30th, 2013

LOTUSスロットル1

 

スロットルの修理加工です。ガタつきを修正して、ついでに内径のボアアップも加工しています。

アイドリングの不調等の修理です。

LOTUSスロットル2

SR20DEエンジン

Aug 27th, 2013

IMG_5303

 

SR20DEのエンジンを組立しています。メタルもクランクも純正品ですが、コンロッド大端部を少し軽量加工しました。それから各部のバランス修正です。クランクもコンロッドもピストンもです。エンジン部品は各部分のバランスは大事ですよね。

ピストンは日産純正のVG30DEの物をリセス加工して流用使用です。

IMG_5310

ポルシェ洗浄

Aug 23rd, 2013

洗浄

 

ヘッドの洗浄です。これはポルシェの911空冷ヘッドです。

洗浄器で高圧で洗うと仕事が早いです。基本的に油分と汚れがあると加工しにくいので洗います。

画像は3台分のヘッドを同時に洗っています。

DaytonaV12シリンダーヘッド

Aug 15th, 2013

DaytonaHeadV12

 

Daytonaのシリンダーヘッドです。バルブが曲がっているので、修理です。
シリンダーヘッドはそれなりに大きいので大変です。

加工やりがいのあるエンジンです。

1910年式のエンジン

Aug 09th, 2013

1910年エンジン

 

1910年頃製作されたアメリカの車のエンジンです。

クランクケース部分です。この上にシリンダーと一体ヘッドが搭載されます。
メインジャーナルベアリングは2点支持のベアリングです。クランクは未給油式です。

飛散したオイルが自然落下で給油します。

しかし、このエンジンを設計した人や加工した人は、もうみな居ないのでしょうか???
100年前の製造ですから。