ナプレック ワークス

シリンダーブロックの強化

Oct 18th, 2013

SR20ブロック強化処理

 

SR20DETのブロック本体を強化の処理を施しました。ある程度加工した後に表面を硬化する為の処理です。ブロック全体の処理なので手間はかかるし、費用はかかるしですが、効果あると信じての処理です。
表面はかなり硬いです。

これで、ブロック強度が出てくれれば!

結果楽しみですね。

SR20DETドライサンプオイルパン

Oct 10th, 2013

ドライサンプオイルパン販売用

 

販売用のドライサンプオイルパンを製作しています。
何台分売れるのか分からないですが、とにかく作ります。

ロゴの部分や材質の変更など数か所試作品とは異なりますが、総削り出しで製作します。

FERRARIデイトナピストン

Oct 08th, 2013

Daytonaピストン

 

デイトナのピストンです。

クリアランスが少し大きくなってきているので、少しでも良い事と思いスカート部分にモリブデンのコーティングを施しました。
これで、クリアランスは若干狭くする事ができます。しかし、コーティングですので、ある程度ではがれてしまったり摩耗したりしてしまいます。

初期の摩耗とか攻撃をやさしくします。

SR20DETブロック加工

Oct 04th, 2013

SR20メインハイジング

 

SR20DETシリンダーブロックのメインベアリングハウジングにオイル溝を作りました。
これで、オイル供給がよりスムーズに行われるようになります。
RB26をはじめスポーツ用エンジン(競技用)などは皆加工されています。

タングステン圧入

Oct 01st, 2013

タングステン

 

あるシャフト(エキセントリック)のバランス修正をする際に必要なカウンターウエイト。

しかし重量の不足がたまに出てしまいます。特に異なる組合せの場合は必ずですね。
今回も20g位の不足重量が出たために、必要な場所にタングステン金属を埋め込みました。

比重が、純金位の重たい金属なので、圧入取付するだけでここは重くなるのです。
この後は、穴あけなどで微調整です。

トヨタ2ZZライナー入れ

Sep 13th, 2013

2ZZライナー

 

トヨタの2ZZシリンダーにライナー入れ加工です。

元々はアルミシリンダーでコーティングの処理を施したブロックです。ピストンサイズの変更やクリアランスの変更にはやはり鋳鉄のライナーですね。
色々な意味で安心感があります。加工に関しては注意するポイントがあるので、そこをしっかり押さえて加工です。

この後は適正な温度までブロックを温めてからライナーを焼嵌めします。

オイルパン製作(アルミ削り出し)

Sep 11th, 2013

オイルパン5

 

鈴木くんと製作中の削り出しオイルパンです。

ある程度出来上がったきました。後はフィッティングの穴加工だったり後部の穴加工です。重量は未だ測っていませんけど、結構軽いです。
純正ノーマルのオイルパンのアルミ部分よりもはるかに軽いです。

ドライサンプ用のオイルパンなので、シンプル形状なんですよ。メンバーの逃げも加工で製作してカッコいいでしょ。

完全オリジナルのオイルパンが完成まじかです。

オイルパン6

旧MINIレース用

Sep 07th, 2013

MINIギアトレイン

 

私も所有している旧MINIのエンジンです。オーソドックスな4気筒OHVのエンジンです。構造は単純で、プライベートの方でも遊べる車(エンジン)です。
レースイベントも盛んで様々な大会イベントがあり、関東では筑波サーキットでのレースイベントが盛り上がっています。

エンジンパーツ、車体パーツ共に大変多くの物が揃っていて改造も部品選択から楽しめます。

この画像は、お客様のエンジンでレース車の物です。
カム駆動をギア式で動くギアトレイン式になっています。いまから取付をし、バルブタイミングを取るところです。タイミングの調整は、カムギアのピンを打ちかえる方法で、完璧に変更して固定のできる構造です。しかし、調整は少し大変です。ピンを打ち変えないといけませんので、いい場所にバシッとくるか!
スライド式ならば微調整も出来ますがね。

INT=BTDC25°→ABDC50°でLobCenter102.5°にしました。EXHもほぼ同じ103°です。

いい穴にバシッと決まり良かったです。しかしギア鳴りが結構しそうな感じです。

Kawasaki SS350と250オートバイシリンダー

Sep 06th, 2013

Kawasakiss350

 

Kawasakiの旧車です。それも2ストのエンジンですね。このオートバイは名車になります。昭和のオートバイ全盛期の名機です。この他にも名機はたくさんありますが、なかでもKawasaki車は男っぽさが人気です。

いまでも、この2ストエンジンも4ストのZ系のエンジンも加工の入庫は多いですね。

このシリンダーは、オーバーサイズでボーリングホーニングしたところです。

L28 CylinderHead

Sep 05th, 2013

L28アルゴン

 

L28のシリンダーヘッドをアルゴン盛りしました。N42タイプの28ヘッドです。

日産のシリンダーヘッドの材質はAC-〇〇なので同じ材質の溶接棒を用意しています。しかし、日産でもS20やレース用のエンジンは材質が少し違うので、難しいですがその都度工夫しています。

燃焼室の溶接作業は、巣穴が出ない様にするのと溶接歪が出ない様にする事に対しての対策をしていかないといけません。

いままで、L型のシリンダーヘッドの肉盛りは何台やったんだろう?

数えきれない位の台数を盛っているかも・・・。