ナプレック ワークス

旧MINIレース用

Sep 07th, 2013

MINIギアトレイン

 

私も所有している旧MINIのエンジンです。オーソドックスな4気筒OHVのエンジンです。構造は単純で、プライベートの方でも遊べる車(エンジン)です。
レースイベントも盛んで様々な大会イベントがあり、関東では筑波サーキットでのレースイベントが盛り上がっています。

エンジンパーツ、車体パーツ共に大変多くの物が揃っていて改造も部品選択から楽しめます。

この画像は、お客様のエンジンでレース車の物です。
カム駆動をギア式で動くギアトレイン式になっています。いまから取付をし、バルブタイミングを取るところです。タイミングの調整は、カムギアのピンを打ちかえる方法で、完璧に変更して固定のできる構造です。しかし、調整は少し大変です。ピンを打ち変えないといけませんので、いい場所にバシッとくるか!
スライド式ならば微調整も出来ますがね。

INT=BTDC25°→ABDC50°でLobCenter102.5°にしました。EXHもほぼ同じ103°です。

いい穴にバシッと決まり良かったです。しかしギア鳴りが結構しそうな感じです。

Kawasaki SS350と250オートバイシリンダー

Sep 06th, 2013

Kawasakiss350

 

Kawasakiの旧車です。それも2ストのエンジンですね。このオートバイは名車になります。昭和のオートバイ全盛期の名機です。この他にも名機はたくさんありますが、なかでもKawasaki車は男っぽさが人気です。

いまでも、この2ストエンジンも4ストのZ系のエンジンも加工の入庫は多いですね。

このシリンダーは、オーバーサイズでボーリングホーニングしたところです。

L28 CylinderHead

Sep 05th, 2013

L28アルゴン

 

L28のシリンダーヘッドをアルゴン盛りしました。N42タイプの28ヘッドです。

日産のシリンダーヘッドの材質はAC-〇〇なので同じ材質の溶接棒を用意しています。しかし、日産でもS20やレース用のエンジンは材質が少し違うので、難しいですがその都度工夫しています。

燃焼室の溶接作業は、巣穴が出ない様にするのと溶接歪が出ない様にする事に対しての対策をしていかないといけません。

いままで、L型のシリンダーヘッドの肉盛りは何台やったんだろう?

数えきれない位の台数を盛っているかも・・・。

RB26DETT CylinderHead加工

Sep 04th, 2013

RB26燃焼室1

 

最近多い加工はRB26DETTのシリンダーヘッドの加工です。画像はDRAGキットの加工して燃焼室をフルサークル形状で加工した物です。一時RB26DETTのシリンダーヘッドの加工、特にパワーアップ目的の加工が少なくなったのですが、最近また多くなりました。

ベリリュームのシートリングも選ぶ人が多いですね。

シートカットは機械3台体制で加工して、燃焼室のマシニングセンター加工は2台体制でフル加工を実施しています。帰宅前にヘッドをマシニングセンターにセットしてプログラム起動です。燃焼室加工は夜間がベストです。
最近では燃焼室の形状もいろいろ工夫しているところです。

RB26DETTのシリンダーヘッド加工はもう何台加工したんだろう!驚く台数です!
そうだ、この画像のシリンダーヘッドはポート研磨も当社で行ったシリンダーヘッドです。

 

RB26燃焼室2

SR20DEエンジン

Sep 01st, 2013

se20de na-3

 

SR20DE-NAエンジンももう少しで完成です。

バルタイを見ています。

オーバーラップ時のバルブリフト量 V/Pクリアランス 1.0㎜リフトでの測定で中心角の確認合わせ。この手はINT大体110°位に合わせます。

 

 

LOTUSスロットル修理加工

Aug 30th, 2013

LOTUSスロットル1

 

スロットルの修理加工です。ガタつきを修正して、ついでに内径のボアアップも加工しています。

アイドリングの不調等の修理です。

LOTUSスロットル2

SR20DEエンジン

Aug 27th, 2013

IMG_5303

 

SR20DEのエンジンを組立しています。メタルもクランクも純正品ですが、コンロッド大端部を少し軽量加工しました。それから各部のバランス修正です。クランクもコンロッドもピストンもです。エンジン部品は各部分のバランスは大事ですよね。

ピストンは日産純正のVG30DEの物をリセス加工して流用使用です。

IMG_5310

ポルシェ洗浄

Aug 23rd, 2013

洗浄

 

ヘッドの洗浄です。これはポルシェの911空冷ヘッドです。

洗浄器で高圧で洗うと仕事が早いです。基本的に油分と汚れがあると加工しにくいので洗います。

画像は3台分のヘッドを同時に洗っています。