クランクシャフトのラッピング研磨とメタル合わせを実施しました。
メインメタルのクリアランス測定とピストンクリアランスの確認です。
スラストメタルのクリアランスも確認しますが、用意したスラストメタルがオーバーサイズなのでクランクが入らない!
0.010inオーバーのメタルだ。⒈枚に付き0.010inオーバーなので0.5㎜位スタンダードメタルよりクランクを幅広げしないと!
しかし、クランクのスラスト面は綺麗なので今回スタンダードでいきましょう。
無理に広げるのは良くないです。もったいないです。
ピストンリングは日産のTopリングを流用するCOSWORTH835ピストンです。
もうすぐ完成です。
ナプレック ワークス
TOYOTA 3M CylinderHead
トヨタのスーパーカーのシリンダーヘッド(3M型エンジン用)を加工しています。かなり気を使います。
正直ドキドキしながらの加工です。
貴重品なんてもんじゃないですからね。
このエンジンはバルブリフターホールにスリーブが焼嵌めされています。鋳鉄製のスリーブです。
このスリーブを入替する作業の一部画像です。
英車のジャガー直6やLOTUSツインカムヘッドにもリフタースリーブが入っています。昔は摩耗する事と焼き付きが心配だったのでしょうね。
スリーブの締め代等が非常に難しく気を使う部分です。
NISSAN RB26DETT
RB26の腰下加工と組み立てができました。
メタルはNISMOですが、在庫が無くて時間かかりました。
最近RB26の部品も入手に時間かかる様になってきています。
すべての部品を大事にしないといけないですね。
この腰下はクランクのダイナミックバランスやシリンダーの加工と定番ではありますが、気合の入ったエンジンです。
NISSAN L28CylinderHead(アルゴンヘッド)
今もたくさん加工がくるL型ヘッド。
L28のN42ヘッドです。このヘッドを燃焼室アルゴン盛りを行いシートリングを入替ます。
シートリングもNAで使用するから様々な材質を選択できます。
鋳鉄系の材質から耐熱鋼、はたまたブロンズ系の材質からBecuまで。ターボの場合はこれらではもたない事もあるので限定されてしまうのですが。。
しかし、年月の経っているアルミ鋳物は腐食もあって苦労するのです。
まだまだL28エンジンは現役です!
Italian engine
V8のエンジンを水圧検査します。
このエンジンの圧検の治具類が全く無いので、治具から製作です。
色々な形状の治具が必要なので大変です。
ボルトのピッチや高さなどの採寸もそれなりにしっかりしないといけません。
ヘッドもブロックも何事も無ければいいのですが。
水漏れは嫌ですね。
TOYOTA 2JZ-GTE Cylinder
今日も2JZの加工を行いました。
シリンダーのボーリングホーニングです。
クロスハッチの角度を考えてスピード調整します。
2JZのシリンダー加工数台連続して加工しました。
ダミーヘッド2枚じゃ足りないから増産しないと!
明日はL28とRB26のシリンダー加工をします。
TOYOTA 2JZ-GTE BilletCrankCap
削り出しのクランクキャップの出番です。NAPREC製のSCM Capです。
最近問い合わせが増えているビレットキャップ。特に2JZエンジンの問い合わせが多くあります。
馬力を出すと必要不可欠な部品ですね。
ラインボーリング加工が必要なので費用はかさみますが、競技車には絶対に必要なパーツのひとつです。
PORSCHE356加工治具製作
PORSCHE356のシリンダー加工治具が痛んでいたので、新しく作り直しました。
これでシリンダーのボーリングホーニングの加工ができます。
きっちりと寸法出ししましょう。
FA20(TOYOTA86&BRZ)CNC Port
86のFA20エンジンシリンダーヘッドのCNCポート加工のテストカットを行いました。
画像はINT側ポートです。いい感じで加工で来ていると思います。
加工に苦戦していますが、まだまだ先に進め近日中に供給できるようにいたします。
もうしばらくお待ちください。
2017新年あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
昨年は会社移転を致しました。今年から本格的に成長の年と考えています。
よろしくお願い致します。
新年は1月5日より営業しております。
有限会社ナプレック
代表取締役 名古屋稔
平成29年元旦