カウンタックのシリンダーライナーを12本製作しました。
このエンジンはランボルギーニの中でもライナーがフローティングしたタイプです。
圧入式など色々なタイプがありますが、フローティングした物はより仕上げ加工が難しいです。
なにしろホーニングの精度出しに苦労します。クロスハッチとプラトーホーニングで仕上げします。
ナプレック ワークス
SUBARU Sambar EN07
SUBARUサンバーのエンジン製作完成しました。
ピストンは鍛造の特注品。コンロッド、クランクシャフトは精密バランス修正。
ヘッドはポート研磨してフルオーバーホールです。このエンジンはスーパーチャージャーエンジンです。
4気筒エンジンなので、楽しいエンジンになる事間違いなし。
BNR34 GTRプロペラシャフト加工
スカイラインGTRのプロペラシャフトを加工しています。
センターベアリングキャンセルの1本形状で製作です。全パイプ交換です。
加工後は、完全ダイナミックバランス修正を施し振動対策も行います。
TOYOTA 3M(2000GT)シリンダーヘッド修理
トヨタ2000GTのカムラインの曲りを修理しました。
一旦カムハウジングを小さくして(小さくなる様にキャップを詰めます)その後にラインボーリングを実施します。3Mはカムメタルを使用するタイプのシリンダーヘッドですが、ハウジング径とラインが出ていなければカムは回りません。焼付いてしまいます。
当社はカムライン修理のシリンダーヘッドは多数行っています。
日産VG30DETTシリンダーボーリング
久しぶりのVG30DETTです。昔はたくさん加工しました。最近はすごく少ないですね。
Z32は名車です。所有している人は大事に乗ってくださいね。
NISSAN L28CylinderHead P90
日産の名機エンジンのL28です。このシリンダーヘッドは後期型のP90刻印のヘッドです。
N42のヘッドと大きく違うのは燃焼室の深さです。それによってバルブも2㎜程N42より短いです。
それだけ深いのです。それと燃焼室の形状も異なります。スキッシュエリアがあり、アルゴン盛りをして整形したチューニングN42の形に非常に似ています。このヘッドはシートカットと面研も実施した加工済みのヘッドです。
旧車のブームはまだまだです。これからも人気でしょう。
当社は古いエンジンは得意なので何でもお問い合わせ下さい。
RB30シリンダーブロックオイルライン溝加工
RB30ブロックにオイル溝加工しています。これを入れる事でRB26のメインメタルが使える事になります。
もちろんオイルポンプもRB26の物を使います。
この加工はシルビアのSR20DETにも行います。SR20VEは純正でこの溝が入っていますがDETには無いのです。オイル管理はエンジンにとって大事です。壊さないように加工する、大事です。
加工はYZ軸の円弧切削で加工します。
PORSCHE964 3.6
PORSCHE964のシリンダーヘッドのオーバーホールをしました。
バルブガイドの交換してシートカット、バルブすり合わせと面研磨です。面研は0.08㎜研磨しました。
ポルシェの定番ヘッドオーバーホールです。
日産RB26DETT燃焼室
RB26DETTシリンダーヘッドの加工をしました。今回はフルスキッシュ形状です。
ノーマルの形状と同じ形状ですが、CNC加工する事で形状の気筒誤差がなくなり性能も一定になります。
容積のバラツキも当然なくなります。バルブシートはシートカットして当たり出しをしています。
日産A15特装ENGINE
日産A15の特装エンジンのオーバーホールをしました。
内容は、ヘッドはバルブガイド交換、バルブフェース研磨、シートカット、面研。
コンロッド1本交換して、クランクシャフトの焼付きが有ったのでクランクピンのみアンダーサイズ研磨仕上げ。0.25㎜アンダーサイズ。シリンダーは0.5㎜オーバーサイズでボーリングホーニング。コンロッドとピストンは圧入組替です。
ガスケット類に苦労しました。エンジン本体のガスケットは入手問題ないのですが、特装部分のガスケットはその都度製作しないがらの組立です。何とかまとまりました。
このエンジンはゴルフ場で使う設備機器エンジンです。