フェラーリDinoのフライホイールを製作しました。206は本来ゴムダンパーが中央部にとりついていますが、劣化が進んでしまうとゴムがバラバラになり壊れてしまいます。
ゴムダンパーを取り外し、総アルミ形状になる部品も海外で販売しているようですが、
今回当社は全体を一体で削り出してみました。
得意のジュラルミン金属を使用しての削りです。
この後は、ハードアルマイト処理をして完成です。
フェラーリDinoのフライホイールを製作しました。206は本来ゴムダンパーが中央部にとりついていますが、劣化が進んでしまうとゴムがバラバラになり壊れてしまいます。
ゴムダンパーを取り外し、総アルミ形状になる部品も海外で販売しているようですが、
今回当社は全体を一体で削り出してみました。
得意のジュラルミン金属を使用しての削りです。
この後は、ハードアルマイト処理をして完成です。
今日は、S20ではなく、SR20のネタです。
GT-R系の仕事はもちろん多いのですが、一番多いのは何といってもシルビア系のエンジン、SR20DETです。
シルビアはDRIFT、サーキット、タイムアタック、DRAG、ストリートと様々なシーンで遊べる車です。だからでしょうが、とにかく色々な仕様での加工が多いSR20です。
中古エンジンも少なくなってきているので、修理する人も増えているのだと思います。
ヘッドの完成品を置く棚はいつもいっぱいです。それもSR20DETが4~5台、SR20VEが2台ほど。
同じエンジンですが、どのエンジンもみな状態が違うのでそれぞれに気を使います。
引き続き頑張ります!
当社はGT-Rのエンジン加工が多く入庫します。S20、RB26DETT、VR38DETT
それで、今日もまたS20ヘッドの修理で悩んでいます。最近特に多いS20ヘッドの修理溶接。
修理不能になる事も多いシリンダーヘッドのひとつです。製造年月からして痛みも激しくなってしまうのは仕方ないのですが、、
貴重なエンジンだけに何とか治したいです。
今回のシリンダーヘッドはS20のK4ヘッドです。EXHのシートリングの着座面に腐食あり!
ん?小さな穴のゴミを掃除していたら画像の様に大きな穴に!
これはひどい、まるで洞窟だな。しかし、これじゃーここから冷却水がポート内にはいり全くダメです!
さてどうやって修理するかなぁ。腐食がひどくて心配ですな。
TIG? YAGレーザー?いずれにしても盛らないと!
シートリング入れて圧検してシートカット仕上げしたら最後は、Impregnation processingですな。
SR20VEのシリンダーヘッドをシルビア系車両に合体搭載する際に、シリンダーヘッドの後部に付いている、可変ロッカーアームの油圧ソレノイドバルブを移動する必要があります。その移動キットになります。
画像の部品の他に#4ANのラインが必要となります。
(アルミ材、硬質アルマイト処理済み)
お待たせしました。在庫切れが続いていたPORSCHEのバルブスプリングが入荷しました。専用リテーナーと専用ロアシートとセット販売の物です。
リテーナーとロアシートはクロモリ材を使用して製作している物です。964の純正リテーナーは割れてしまうという事故に対しても有効なパーツです。
セット時の荷重は55kg-f 11.7㎜リフト時に120kg-fの荷重となります。
新規設計品なので価格は以前の物より変更となっています。
エンジンのバルブスプリングは重要部品です。必要荷重が足りないととんでもないトラブルが出ます。NAエンジンもターボエンジンでも同様に大事な部品です。
SR20VEのシリンダーヘッドの加工しました。当社のBIGバルブを入れる加工と燃焼室のCNC加工です。
シートリング入替無しでギリギリ入るサイズのBIGバルブです。
最近問い合わせ依頼が増えたSR20VE!
とにかくトラブルの出にくいシリンダーヘッドロッカー構造と可変カムが魅力的です。このヘッドをシルビアのSR20に搭載してFRで使用します。
元々横置きのエンジンなので、いろいろと付属品の加工が大変ですが、人気があります。
このエンジンはNAですので、燃焼室容積が小さいです。SR20DETのヘッドと比べると約5cc小さい、41~42ccです。
これを、この画像の様に当社のNC加工フルサークル形状にして、、やっとSR20DETヘッドと同じ位の46ccになります。
でも、ある意味丁度いいのかもしれないですね。フルサークル形状でSR20DETのノーマルと同じ容積になるので。
あと、SR20VEヘッドの加工待ちが4台あるぞ!頑張ろう~。
クランクキャップをスチールに変更しラインボーリングした2JZです。このエンジンはストリート用なので、クランク本体はノーマルですが、その他はフルチューンになっています。
最近多い2Jエンジン、人気なのはパワーが出て壊れにくいところです。初めの頃は、こんなにボアピッチの狭いエンジンはすぐに気筒間圧縮抜けでダメだろうと思っていました。それが結構大丈夫なのです。最近クランクキャップ割れは起きていますが、メタルは問題無いです。
これに替わるエンジンはどれになるのでしょうか。それとも無いのか?
Kawasakiのオートバイエンジンの加工を行います。このエンジンはZ1のエンジンで、オートバイエンジンの中で一番多く入庫してくるエンジンです。
画像はまるで組付けされているかの様ですが、重なっているだけなんです。これからヘッド、シリンダー、クランクケースと加工をする為にこんな風に重ねてあります。
逆輸入車だからなのか結構熱が入ってしまっているエンジンが多いですね。
ネジ穴などもみな治してバルブガイド入替してシート加工です。シリンダーも同様です。ライナー抜いて適正な締め代になっているか確認してボーリングホーニングの加工をします。ケースもオーバーサイズシリンダー加工などを施します。
うちはオートバイのエンジンの組付け作業はしていないので、加工のみで~す。m(__)m
LOTUSエリーゼ搭載のエンジンK18です。シリンダヘッドのチューニングをしました。
ビッグバルブの取付、もちろんシートリングの製作入替もやり、バルブガイドもリン青銅で製作入替です。バルブは海外製品を使いました。
久しぶりに自分でポート研磨しましたが、集中して研磨したからそれなりにいい出来だと思っています。INTマニホールドはローラーバレル式のスロットルボディー一体のマニホールドで、それとも段差が出来ない様に研磨仕上げし、EXHは画像の様にほぼポリッシュです。
このヘッド、以外に肉厚が薄いのでヒヤヒヤ研磨でした。
そうそう、最後に保険で含浸処理を施しておきました~。