ナプレックブログ

Mercedes Benz 500E

Jun 13th, 2016

オーバーホールで、BENZ500EのV8のエンジンをお預かりしました。走行26万キロのエンジンです。
パッと見た感じでは、それほど痛んでいない感じですね。
これから分解して各部点検してオーバーホールします。

油圧バルブリフターは交換、バルブガイドもおそらく摩耗しているので交換になります。腰下は大きく痛んでいない事を願って各部測定してみます。
何らかの表面処理を施して調子のいいエンジンにしたいです。

SUBARU EJ エンジン

Jun 12th, 2016

EJのシリンダーを大改造中です。
かなりデカイシリンダーに加工しています。鋳込みのスリーブを削り取り圧入式にします。
PORSCHEの996なども最近シリンダーの改造は多く来ますが、SUBARUも中々大変です。
圧入式のいい面悪い面とありますので、使うシーンで使い分けないといけないですね。
↑ 画像は加工していつ途中の状態です。この後チョッと味付け加工を施して準備万端となります。
もう一枚は加工前のシリンダーです。↓

さてスリーブを急いで製作しないと!

IMG_5627

NISSAN SR20DET Cylinderblock

Jun 09th, 2016

SR20DETブロックにスリーブ入れ加工を実施しています。鋳鉄のスリーブを圧入式で挿入します。
一時は非常に多くありました加工で、一時少なかったのですが、最近また多くなりました。

今回は3台まとめての作業です。台数まとめてでも手間がかかる事は変わらないですので、苦労します。

HONDA Monkey

Jun 05th, 2016

本日は休日なので、私のおもちゃのモンキーのエンジン組みを行いました。
シリンダーはオーバーサイズピストンで加工してある物を購入し、クリアランスの確認を行いました。
ヘッドはバルブフェース研磨とすり合わせです。シートの当たりは問題無いのでカットなし。
外観はウェットブラスト処理しました。
小さいエンジンですが、しっかり組まないと調子出ません。

エンジン始動時はなるべくいいオイルを使用して始動します。
1リッター2,000円以上のオイルを使用しましょう。(目安です)
初期の段階が一番大事ですから!

1発始動でした。
始動後オイル漏れチェックし問題無し。
いい感じでした。IMG_5548

PORSCHE V8

Jun 02nd, 2016

PORSCHEのカイエンV8です。
先日シリンダー内にスリーブを入れる改造加工を施したエンジンです。
水冷PORSCHEで最近多いシリンダーのスリーブ修理、、、その内の1台です。
シリンダーかじりを起こしたところに他の材質のスリーブを製作し挿入加工して修理する方法です。

お客様のところで組み立てをしているので見に行ってきました。
こんな感じでした。
空冷PORSCHEのエンジンから比べるととにかく大きく重いエンジンです。
あとは調子良く走ってくれることですね。

 

水圧検査→crack

Jun 01st, 2016

水漏れ検査の水圧検査をしました。EXHポート内にクラックです。水が激しく噴出しました。
さあ、修理どうしようか!

RB26DETT-SPL

May 30th, 2016

久しぶりにRB26DETTの機械ポート加工をしました。CNCポートです。
治具やツールの段取りが大変ですが面白い仕事です。
このヘッドはDRAGキット加工で当社のBIGバルブを組みつけするフルチューンヘッドになります。
このヘッドのお客様はいままでにも数台購入していただき大変感謝です。

しかし、RB26DETTのエンジン加工は多いです~!

ClassicEngine HONDA S500

May 27th, 2016

ホンダの旧車エンジンのシリンダー加工です。S500というかなり貴重なエンジンです。
慎重にライナーを治具抜きして取付面を洗浄Oリング交換の再度ライナー取付しライナーを押さえています。この後ボーリングホーニングを実施して加工終了です。いつ見てもHONDA Sはいいエンジンですね。こだわりのある設計が何とも言えません。

エアーファンネルを製作しました。

May 24th, 2016

ファンネルを製作しました。6個作りました。2017材の丸棒削り出しです。穴あけから旋盤加工全体で時間かかりますね。NC旋盤を汎用旋盤での作業です。もちろんフランジはマシニングです。
切粉をたくさん出して楽しい作業です。

これまた旧車GT-R S20cylinderblock

May 16th, 2016

またまた旧車のエンジン加工の紹介です。当社はお得意の旧GT-R S20です。どこにこれだけのS20が眠っているのって位に入場します。この2台はシリンダーライナーを当社のオリジナルライナーに入れ替えたシリンダーブロックです。ライナーの下部に取り付けしてあるOリングも当然新品交換し挿入しています。
この後は、シリンダーブロックの水圧検査を実施します。湿式ライナーエンジンの場合はなるべく水圧検査します。
S20の場合は必ず実施します。水圧問題ない場合のみシリンダー内径加工に進みます。