SR20のシリンダーヘッドの加工をするところです。計9台をまとめての作業です。(画像は7台ですが)
これから一気に洗浄と各部の点検です。その後は皆ハイレスポンスキットになります。
こうやって見ていると65Fのシリンダーヘッドが多いですね。65FのヘッドはS14、15系の可変バルタイ付きになります。
中でもS15が多いのかな?
ナプレックブログ
GTR-S20用シリンダーライナー
在庫が切れていましたS20ライナー
最近多く販売しているので急いで製作しました。今回の物は若干バージョンアップの表面処理をしてあります。
また、レーザー印刷でロゴも入れてみました。
在庫多数あります。宜しくお願いします。
RB26DETTインテークポート加工(とば口のみ加工)
RB26シリンダーヘッドINTポートの
とば口加工です。入口のみの加工という意味です!
バルブガイドの手前までの間をCNC加工します。フルCNC加工ですと金額もそれなりですが、とば口加工は安価です。
EXHはとば口はやっていませんのでINTのみです。
いろいろな加工があります。これからも新しい加工は増やしていきたいです!
YAG溶接
クランクシャフト修理でジャーナル部を溶接肉盛りしました。
YAG溶接での肉盛りです。
溶接部分の硬度はHRC50以上になる溶接をしました。これ以上の硬度が出る溶接も可能ですが、2番部分が心配なので50程度としました。
この後に粗研磨して磁気探傷してから仕上げの研磨になります。
YAG溶接は鋳鉄材には不向きなので鋼材とアルミのみです。
L28、LD28、RB26 CrankShaft
クランクシャフトの加工をしています。たまたま数本纏まったので紹介いたします。
1、曲り点検修正→古い直6エンジンクランクは対外曲りが出ています。物によっては0.3㎜位曲りがあります。これを修正。
2、ジャーナル、クランクピン部の摩耗点検&磁気探傷
3、キー溝の加工→半月キーを一本キーのロングキーに変更加工です。
4、ダイナミックバランス修正→カウンターウエイトに穴をあけてバランス修正しますが、物によってはサンダーでアーム部を削る事もあります。
5、ジャーナル、クランクピン部のフィルムラッピング研磨
上記の段取りで画像のクランクを加工します。
GTR S20 CylinderHead
最近すごく多いS20エンジンの加工!
シリンダーブロックも多いですが、シリンダーヘッドの加工も多いです。最近だと常に3~4台は入庫しています。K2、K3、K4型と様々な型式のシリンダーヘッドです。
加工のお決まりのコースは、最初に水圧検査を実施、次はバルブガイドの打ち替えし近年のバルブシールが取付できる形状のバルブガイドに変更。S20の元々のバルブシールは、Oリング形状なのでオイル下がりしやすいです。それから型式よってですが、シートリングの入替をし無鉛対策。仕上げはシートカットで突き出し値を適正にします。
最後に含浸処理を施し完成です。
これで、今後も長く使える様になります。
JAGUAR
ジャガーの前期エンジンです。おそらく57年位前のエンジンだと思います。旧車を大事に乗られている人が多くいらっしゃるので当社も更に知識をつけて修理が出来る様に頑張ります。
このエンジンは4メインメタル式のエンジンで今回コンロッドメタルのトラブルで入庫しています。
アンダーサイズ研磨などを実施して修理をすすめます。
シリンダーブロック処理
シリンダーブロックを化成処理しました。
防錆と初期馴染みに効果のある処理です。シリンダー摩耗の対策としてもいい処理です。
FA20(TOYOTA86&BRZ)CNC Port
FA20のテスト用のシリンダーヘッドを手に入れました。中古で若干痛んでいますが、これならばテストカットに問題無いです。
これからCNCポーティング加工のプログラミングの為の測定に入ります。CNCポートはマシニングセンターで加工仕上げを行う事で、精度よく加工が出来性能アップできます。
しかし、結構曲がっているポートなので測定微妙ですが、進めてみましょう。
MAZDA 13Bフロントウエイト
フロントウエイトにタングステンの丸棒を圧入しました。10㎜位の直径の物を入れました。画像で光っているのがそうです。
ウエイトのここの部分を重たくしたい為です。
比較的にフロントウエイトが重量不足多いですね。リアはAT用を使うので、重量重めで製作しているのだと思います。
最近多いロータリーバランスです。