単車のヘッドを加工しました。まいどまいどの旧車です。
ほんと旧車のエンジンが多いですね。オートバイは特に古くなるとしっかりとエンジンに手を入れてあげないと調子が出ないですからね。
バルブ回りの加工は必至ですよ。良い圧縮をさせないとエンジンは爆発しませんからね。
単車のヘッドを加工しました。まいどまいどの旧車です。
ほんと旧車のエンジンが多いですね。オートバイは特に古くなるとしっかりとエンジンに手を入れてあげないと調子が出ないですからね。
バルブ回りの加工は必至ですよ。良い圧縮をさせないとエンジンは爆発しませんからね。
スカイラインのR30系かシルビアに搭載されているFJ20のヘッドを単体でバルブクリアランス調整(シム調整)を行っています。
FJのシムって帽子形状のキャップシムなんです。だから調整は少し苦労します。その都度製作するシムなので時間かかります。
久しぶりのFJ20なので、結構楽しんで加工と調整をしました。
そうそう、カムのリフトが高かったので、バルブガイドのセット寸法は低めにしました。
最大リフト時にリテーナーとバルブガイドが接触してしまうので!
INTマニホールドと一体の曲がった角度のついた6スロを拡大加工しました。
拡大加工で、2mmアップです。
このスロットルはBMWのM3の物って言ってたかな~。結構苦労して仕上げました。
スロットルバルブも角度を付けて削る治具も都度製作し加工します。
日産のL28シリンダーヘッドを加工しました。バルブガイドの入替とシートカットなどです。
バルブは、INT45mm EXH36.5mmの傘径の物を使用し、シートリングは入替なしでカットで合わせです。若干のビッグバルブなのでシートリングの内径も少し大きくしています。
内径拡大です。
バルブの突き出しは、もちろんしっかりと合わせています。特殊な治具を使ってステム位置を合わせるのです。シートカット形状は、得意の形状で仕上げています。
このヘッドは燃焼室ノーマルのままでヘッド面研を多くかけています。
プロペラシャフトを改造製作しています。
この写真は、前後の部品を(他の車種の物)合体する様に製作しているところです。
削りだしのアダプターを製作して圧入して組み立てていきます。
もちろん溶接はしっかりしますよ。
バランス修正も行います。 下の写真は完成状態のペラです。合体溶接した後にバランス取りを行い2液の塗装です。バランスの修正ウエイトがパイプに取り付いているの分かりますか?
LOTUSツインカムのヘッドをフル加工して、その後シム調整を行いました。
LOTUSツインカムのヘッドは大好きです。少し癖があるのですが、苦労した分お気に入りです。特にオイル回りでの癖があります。バルブガイドとか、オイルのリターンに関してとかです。
シリンダーブロックは元々OHVの物にDOHC化するツインカムヘッドなので、リターンホールが小さいのですよね。その他にも色々とありますが、、、。
INTのポートというかINTマニホールド状のヘッド部分がひび割れてしまったりするのも数多く修理しました。
このヘッドは、エランに搭載用の物ですが、ロータスヨーロッパに搭載するヘッドはカムシャフトの後端部分にオルタネーターの駆動プーリーが付くので、これも要注意でした。
NAPREC80スロットルを組立検査しています。
ボティ本体の鋳造は協力会社で製作していただいていますが、機械加工は全て社内で行って組立も行っています。本当に手作りのスロットルボディです。
日産のN15パルサースロットルの定価が十数万円になってしまい驚きましたね。
当社のこのスロットルは、N15パルサースロットルに変わる物として使用できると思いますので、大容量サージタンクを取り付けする方はご検討下さい。
写真は、圧検を行い各部の点検を行い最終段階の品物です。
https://www.naprec.co.jp/contents/parts/parts_b/parts709.html
プロペラシャフトを加工しています。
色々な組み合わせをする人が多くなっていますよ。エンジンを他の物に乗せ替えて長く使えるように、であるとか。トランスミッションも強度のある物に変更して搭載しなおしたりとかです。
当社では、芯をしっかりと見ながら、振れを出さないように切断&溶接を行います。ヨークも変形しないように溶接するのが難儀なんです。
この後は、回転バランスを取り直して走行中に振動が出ないように対策します。ダイナミックバランスです。
最後はきれいに塗装して終了です。
最近、悲しい知らせが続いています。
本当に、様々なことがありますが、頑張っていかないといけません。
上の写真は、ポルシェ964のヘッドです。シートリングの間に亀裂があります。かなり嫌なところの亀裂ですね。さすがに修理はしないで交換した方がいいかなと思っています。空冷ポルシェは1気筒で交換できますので。。
しかし、どうしてこんな亀裂が入るんでしょうか。
さらに下の写真は、同じくポルシェの930ヘッドです。これはバルブスプリングそばの亀裂です。
このヘッドは、これから溶接修理を施す予定です。ここの場所ならばアルゴン修理可能も心配なく可能です。
しかし、様々なトラブルがありますね。たまたま入庫してきたトラブルヘッドです。
最近、ポルシェの加工が非常に多いですなぁ~。
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