MVヘッド

先日のバルブリフター穴穴穴のヘッドです。

カムシャフトの駆動部分を見て下さい。平ギアです。
そうです。ギアトレインです。レーシングエンジンはやはりギア駆動ですよね。カッコイイです。

音は大きな音がしそうですが、誤作動しないでカムとクランクを同期して動かす事ができそうで、、
あこがれます。

でも、ちょっと整備性が、大変そうですよね。ヘッド面研もやたらに出来ないですしね。むやみにヘッド面研するとギアのバックラッシュが出なくなります。

すごいバルブリフター

この、バルブリフター凄いでしょ！

とにかく穴穴穴です。正直ここまでやるか！って感じです。

これは、軽量とロスと磨耗などを考えた対策＆チューニングですね。

イタリアのエンジンならではで、感動です。

Z33カーボンペラ！

日産のZ33の純正カーボンプロペラシャフトを改造しています。

このヨーク部分を使い合体ペラです。

それにしても、カーボンパイプとの合体部分は凄いですね。カーボンとスティールの合体なので、接着剤で結合だとは分かっていましたが、、、実際は、セレーション。スプラインが入っていました。これは、日産純正のセレーションです。

正直初めてみました。

これから、ここを切断して普通のスティールパイプと合体溶接します。

S20

S20のシリンダーブロックです。

ライナー入替えてダミーヘッドを取り付けしての加工です。
S20でダミーヘッドを付けるときは特別な時です。

ライナー上面の寸法次第で取り付けするかしないかを決めます。

K6Aシリンダーヘッド

SUZUKIのエンジンです。K6Aです。

何気に結構多く加工しているエンジンです。

直打式のメカニカルタペットの構造なので、シンプルでチューニングには最高のエンジンです。
燃焼室のINTスキッシュ部分が変わっていますね。
スキッシュ効果を出す為と、吸気効率の為でしょうか？

独特の形状です。

ウエストゲートバルブガイド

ウエストゲートバルブ用のバルブガイドの入替を行いました。

最近多くやりますよ。この加工

ウエストゲート内にもエンジン内に付いているバルブと同じ様なバルブが取り付けされています。
当然ですが、バルブガイドもあります。
ウエストゲート内は給油がされないので、バルブガイドは大きく磨耗してしまう事があります。

その場合、バルブガイドの製作入替を行います。
エンジン内のバルブガイドと違い材質とバルブとのクリアランスの付け方が難しいのですが、適正なクリアランスで製作入替します。

これで、ブースト圧も安定し正しいウエストゲートの仕事をしてくれます。

ライナー

S20のライナーを点検したら、、残念な事に錆がひどい気筒がありました。

Oリング付近まで錆びてしまっています。これでは再使用チョッと厳しいかなと思います。

それに、右側に写っている巣穴！キャピテーションによる侵食です。結構深くあいているので、ここも厳しいところです。恐ろしい気泡のパワーです。

新品のライナーは在庫ありますので、交換しておきまーす。

TVRシリンダーヘッド

おおーーー！珍しいシリンダーヘッドの加工が入庫してきました。

TVRのエンジンのシリンダーヘッドです。正直初めて見ました。いやー大きなヘッドです。バルブの径もかなり大きいです。INTポート内径も同じく大きいですね。

バルブサイズから判断してみると、ピストンのサイズ直径も大きそうです。ストロークも長そうですね。排気量が大きなエンジンです。
バルブシート形状やバルブガイドの設計形状が、正にイギリスって感じです。すぐに分かる形状です。

ロッカーアームの構造も変わっていて独特です。

最高なエンジンです。

TVRロッカー

ライナー抜き

S20のシリンダーライナーを抜いて各部点検です。

ゴムのOリングの交換も当然行います。以前にも紹介したかと思いますが、Oリング交換は癖があるんです。

錆も心配ですね。それから、だ円具合も点検して測定です。
S20エンジンは部品点数が多く大変ですが楽しいエンジンです。