SR20のBIGボアのスリーブが入った状態です。
水プラグを外してあるので、見えます。
フィン形状のスリーブ外周と接着剤がどのうように入っているか分かりますか?
SR20のBIGボアのスリーブが入った状態です。
水プラグを外してあるので、見えます。
フィン形状のスリーブ外周と接着剤がどのうように入っているか分かりますか?
VR38のクランクシャフトのピン横部位です。
ここに肉抜きの穴が開いています。
さすがです。
今までの市販車輌でこの部分に肉抜きの穴を開けているのは、S20位ですか・・・。
このなんでもない様な穴だけでもかなりの製造工数が要するので、、、ほんとうにこのGT-Rに関しては日産のこだわりを感じるところです。
この穴だけでもバランスに関しては相当に影響があると思います。
GT-Rのエンジン用クランクシャフトです。(海外のGT-Rショップさんからも送ってきます。バランス修正です。)
写真は、バランス修正の加工を行う準備中です。
前にも書いたこと有るかもしれませんが、VR38のクランクはv6なので、クランクシャフトにダミーウエイト(BOBWEIGHT)を設置してバランス修正を行います。
この、ダミーウエイトの計算と製造が結構手間がかかります。でも、ここをしっかりおさえておかないと振動だらけのエンジンになってしまいます。
当社では、H 断面やI 断面などのコンロッドの形状によってはバランス率も変化させてみたりしながらバランス加工します。
SR20のエンジン組立も終盤です。
この画像は、上死点を確認しています。バルブタイミングや点火タイミングの基本は、ピストン位置です。確実に上死点を出しておかないと皆狂ってしまいます。
クランクプーリーとフロントカバーから出ている目印も合っているとはいえないので確認します。
確認したら、このエンジンも少しずれていましたので、目印の棒を少し曲げて上死点位置を合わせました。
SR20DEのシリンダーブロックの裏側です。
オイルジェットが無いの分かりますか?
取付加工ができるように台座部分はあります。が、しかし加工がされていないのでこのままでは当然つきません。
タービンへの給油の油圧も無いです。タービンからの戻りラインも加工されていません。
ROVERのMINI1300です。大好きなエンジンです。
様々な設計が変わっていて本当に楽しいエンジン、車輌です。MINIは、、
ボアピッチとクランクピッチが違うことでコンロッドが偏芯して作られているし、ボア径よりもコンロッドキャップの幅が大きかったりと面白いです。
写真のコンロッドは、英国の老舗コンロッドメーカーで発売しているレース用コンロッドです。お決まりのH断面形状のコンロッドです。カッコイイですね。
クランクシャフトも何とも言えないでしょ。Threeベアリング最高に好きです。
これから、このMINIの腰下を加工組立を行います。
ランチャデルタインテグラーレのシリンダーヘッドをオーバーホール加工します。
これからカムシャフト等を分解し各部の点検を行います。
ランチャのヘッドは(イタリア車は共通しているかも)比較的にバルブリフターの直径が大きいです。カムシャフトの作用面積を考えて余裕を持たせているのだと思います。
それから、バルブの全長も長めの設計です。INTとEXHのバルブ挟角を小さくしたかったのですね。
SR20DEの腰下部分が組みあがりました。
何故かノンターボエンジンの方が楽に組めるような気がします。
部品点数少ないからかな?
でも、ノンターボエンジンの方が組み方で性能に影響でるかもしれませんね。
ベリリュームのシートリングを仕上げました。
シートカット形状は様々なヘッドに合わせて変化させます。ポートとのつながりを見ながら、、燃焼室との段差が出来ないように、、、などです。
ポルシェの空冷911ヘッドです。これは3.2リッターのタイプだったかな?
シートリングを入れ替えしてバルブサイズも大きくしています。
シートリングはお決まりのベリリューム銅材です。
燃焼温度の高いエンジンにはお勧めです。
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