DUCATIのシリンダーヘッドのガイドボスの部分に亀裂があります。
溶接して修理も考えましたが、これはあきらめる事にしました。ポートの径も小さいですし、溶接作業困難と判断しました。
DUCATIのシリンダーヘッドのガイドボスの部分に亀裂があります。
溶接して修理も考えましたが、これはあきらめる事にしました。ポートの径も小さいですし、溶接作業困難と判断しました。
MAZDAのBPヘッドの加工を行いました。
燃焼室フル機械加工とシートの加工です。
久しぶりのMAZDA BPでした。
S20のエンジンのオーバーホールが入庫しました。
すでにヘッドは外されていますが基本的に全てオーバーホールとなります。
ピストンは社外の物が入っているようですね。もしかしてクランクシャフトもかな?
これから手をつけるところなので油汚れが付いていますね。
さあ、分解して各部の点検を行い悪い部分は修理して行きましょう。
リューターのロータリーカッターです。
最近流行っているDLCコーティングを施してあります。グリーンやパープルの色を発色してきれいですよね。
DLCは色がきれいなだけではなく、かじり対策にもいいそうです。
特に対アルミには良いとの事です。
このような切削工具に処理を施すとカジリにくくなり、目詰まりしにくくなるんです。
当社では、他の切削工具等にもDLCコーティングをしています。
最近5バルブのヘッドを見ると、なぜかFERRARIのF355を思います。
でも、今日のヘッドはTOYOTAです。そう!4AGヘッドそれもAE111です。AE101とは燃焼室の形状が少し違うんです。111の燃焼室の方がシンプルで形良いです。
バルブガイドの打ち替えとバルブシートの加工を行いました。
LOTUSツインカムのヘッド特有のトラブルです。
マニホールド部分がシリンダーヘッドと一体で成形されているので壊れてしまうとヘッドの脱着になります。大変な作業となってしまいます。
ゴムのインシュレーターも入っているのですが振動など全て吸収しきれません。
これから溶接修理と少し補強入れの作業を行います。
ヘッドをオーバーホールしました。
お決まりですが、バルブガイド入替からシートリング入替までです。
最後にダブルインプレグネーションを行いました。これは保険みたいな感じです。
PORSCHE964のヘッドの側面の肉盛りです。
両サイドとも盛りますが、かなり大変です。しっかりと強度アップするように盛りますから、フィンの間の底面からの盛り付けです。
汚れや油分等があるといけないので綺麗に洗浄と下処理も確実に行いとても大事です。
この後の仕上げも工程が長いので苦労します。
今回は2台分で頑張ります。
FERRARI.TRのV12(180度V型)のバルブリフターとカムシャフトです。
純正部品なのですが、それぞれ大変な事になっています。原因は何でしょうか?検証中です。。。
アウター式バルブシムの部分と、カムシャフトが鋼材の削り出しなのでこの辺りを調査してみたいと思います。
アウターシムは径が大きいので少し焼入れにむらが出ることがあります。それと面粗度も心配ですね。粗い面は即磨耗しますので。
VQ35DEシリンダー加工が終了しました。
先日紹介したウォータージャケットにピンを入れた加工と面研、ボーリングホーニングです。
ピンはある程度の圧入力で取り付けされているので、ピン加工が全て終わってから面研とボーリングを行いました。