タービン用オイルポンプの修理

Jul 04th, 2012

PORSCHE

PORSCHEのタービン用オイルポンプの内部シャフトの折損修理を実施しました。

小さなギアが入っているのですが、これが折れてしまう事が有るようです。材質を変更してシャフトを打ち直しました。

しかし、さすがですね。タービンからの戻りオイル用にポンプを付けるなんて。

シリンダースリーブ改

Jun 30th, 2012

kawasakiライナー

kawasakiのオートバイのシリンダースリーブです。最近みなユルイので少し工夫してみました。

胴体部分です。

これで、ユルイのが解消されると思います。熱も良く伝えるからいいですよ。

日記しばらくお休みしてしまいました。また、頑張ります。

クランクシャフト

May 18th, 2012

製作したクランク

 

クランクシャフトを製作しました。

さあ、最終表面処理も終わり、この後はフィルムラッピングして仕上げます。
材質はクロモリ鋼です。

また、S20エンジンをオーバーホールしています。

May 16th, 2012

S20シートリング

 

またまた日産S20エンジンのオーバーホールをしています。最近多いですね。

エンジンを分解してビックリです。EXH側のシートリングが外れています。これで走っていたんですね。燃焼室内もそれほど傷みも無く良かったですね。これはシートリングの材質が粉々にならない材料だったので大変な事にはならなかったので、粉々になっていたら燃焼室内はボロボロでした。

心配なので、シートリングは全数入れ替えしてキッチリと直していきます。

直噴!水平6気筒

Apr 29th, 2012

997

このヘッドも直噴のエンジンです。水平対向6気筒です。

しかし、バルブが大変な事になっています。
なんでこうなるのかハッキリとは分からないですが、バルブとピストンが何らかの事でヒットしたのだと思います。
寸法の余裕が余り無いので、オーバーレブするとこうなってしまうのかもしてません。

さあ、破損したバルブを取り出して修理を進めましょう!

スロットル拡大加工(WETBLAST)

Apr 25th, 2012

ヴィッツスロットル

 

ヴィッツのスロットルの拡大加工中です。スロットルボディの外周を綺麗にBLAST処理を行い加工します。
画像上はBLAST前の状態です。

下の画像は、BLAST後の物です。全然違いますよね。

古くなったスロットルを加工でお預かりした際は、なるべく綺麗にして出荷したいですから、最近ではWETBLASTしています。

ヴィッツスロットルその後

TOYOTA 1ZZ

Apr 23rd, 2012

TOYOTA 1ZZ

 

こんどは、1ZZです。これにもスリーブを入れます。アメリカ製の鋳鉄スリーブです。最近ココのメーカーのスリーブを良く見ます。
先日の2ZZはシリンダー内アルミのコーティングと熱処理された仕上げでしたが、1ZZは鋳鉄のスリーブが鋳込んでありました。SR20みたいな感じです。

年式で異なるのか?排気量で異なるのか?分かりませんが、鋳鉄の鋳込みの方が安心感があります。

VR38クランクシャフト

Apr 22nd, 2012

VR38

穴!こだわりの加工です。メーカーさんはこの穴あけ加工にはこだわりを持っているのではないでしょうか?
一般的なV型(量産エンジン)では少ないですよね。クランクピン部に穴をあけるのはね。全箇所ではないですが、20mm以上の深さで結構深く加工されています。

このクランクは、チューニングパーツメーカーさんのキット物とのセットのバランスですが、ピストン&コンロッドなど全て精度高い部品ですので、いつも同じ位の重量のBOBウエイトとなります。その後取付バランスしています。

直噴!V6エンジン

Apr 22nd, 2012

GR

 

直噴のエンジンの燃焼室です。このエンジンはv6の3.5リッターです。結構トルクもあり乗りやすいいいエンジンですよね。圧縮比も12:1位あり高圧縮なので、チューニングには弱いのかもしれません。

今後パーツメーカーさんも色々開発していくのでしょう。楽しみなエンジンです。

ベベルのカムギア

Apr 21st, 2012

ふるーい ITALIAN

カム駆動がシャフトドライブです。クランクケースから一本のシャフトで駆動があがってきます。そしてヘッドの中でベベルギアによってカム駆動に変換されます。何らかのトラブルでここのベベルギアが砕けてしまっています。

修理出来るのでしょうか?ベベルもヘリカルだし、こりゃ大変です。

時間がかかると思いますが、修理をしてみます。
 ↓ これがエンジンの形です。

ITALIANエンジン