1910年式のエンジン

Aug 09th, 2013

1910年エンジン

 

1910年頃製作されたアメリカの車のエンジンです。

クランクケース部分です。この上にシリンダーと一体ヘッドが搭載されます。
メインジャーナルベアリングは2点支持のベアリングです。クランクは未給油式です。

飛散したオイルが自然落下で給油します。

しかし、このエンジンを設計した人や加工した人は、もうみな居ないのでしょうか???
100年前の製造ですから。

SUZUKI K6Aシリンダー

Aug 08th, 2013

K6Aシリンダー

 

SUZUKIのエンジンK6Aです。これから大きなスリーブを入れるためにシリンダーを加工します。
拡大加工をしますが、まずは、ノーマルのスリーブを抜かないといけないです。それがこんな感じの姿です。

これから、拡大加工をしますが、NCの機械を使いボーリングと段差加工です。いろいろと大変ですが大木に排気量は魅力ですね。

オイルパン製作(アルミ削り出し)

Aug 05th, 2013

オイルパン1

 

新しいマシニングセンターで早速試作のオイルパンの製作を始めています。

アンダー鈴木君のエンジンに取付するドライサンプ用のオイルパンの予定です。

うまく削り出せるのだろうか!間に合うのだろうか?

いろいろ心配だからこそヤッチャイマス!

CAMで加工時間を計算すると30時間以上だし、エンドミルも2㎜とかを使うし心配です。
しかし、CAD-CAMにはまっています。高いだけあっていい機能満載です。しかし、慣れるまで何年かかるの?ってくらいです。
頑張ります。

Oilpan(sr20)3D  ←クリックしてください。3D-PDFのオイルパン完成図です。

 

RB26DETTエンジンオーバーホール

Aug 02nd, 2013

RB26DETTエンジンオーバーホール

 

途中の加工中や組み付け中の写真は撮り忘れています。。。

完成したエンジンの写真だけですが、RB26DETTのエンジンをフルオーバーホールしました。
ヘッドはハイレスポンスキットで加工してあります。バルブスプリングからリテーナーまでほとんどを純正新品にしました。この辺の部品って強化しない時は交換しない時が多いですが、大事な部品なので、消耗品として交換します。

フルバランスをしての組み付けなので、調子いいと思います。

 

SR20DETドライサンプ

Jul 23rd, 2013

SRドライサンプ

 

ドライサンプどうですか?やっとの思いでドライサンプの駆動廻りが出来上がりました。

これから、ホースやらを組立し配管です。

新品工作機械

Jul 21st, 2013

新MC1

 

新しい機械が来ました。
思い切りました!

最新のCAD-CAMと最新のマシニングセンターです。5軸ではないですが、省スペースで良い機械です。

VH45クランクシャフト

Jul 15th, 2013

VH45クランク

 

日産のV8クランクシャフトVH45です。

ダイナミックバランス修正しました。ピストンもコンロッドも軽量化したので、クランクバランスは修正しないといけません。
このお客様はエンジンマニアなので、しっかりとご理解しています。BOBウエイトもお客様の計算通りで問題無しでした。

さすがです。

オイルの重量を何グラムにするか悩みましたね。

GSX1300R Hayabusa

Jul 09th, 2013

GSX1300R

 

SUZUKIの1300のオートバイHayabusaのエンジンです。
エンジンASSYで入庫しました。ASSYですが、社内で全てを分解オーバーホールするわけではありません。オートバイのエンジンはASSY組み付けはほとんど実施しませんので。。
今回は、部品を使用して加工をしていきます。

ヘッドカバーはマグネシウム合金材で出来ていますね。拘りなんでしょう。
ヘッドを外してみましたが、やはりシリンダーはメッキのシリンダーでした。結構程度いいですね。シリンダーの摩耗は無いです。

external

Jul 08th, 2013

エクスターナル

 

クランクシャフトのバランス修正です。

クランク本体のバランス修正がしきれない場合があります。その場合、画像の様にクランク以外の部分で重量調整します。

このウエイトを取り付ける事でクランクのアンバランスを取ります。

F355

Jul 06th, 2013

355block

 

F355のブロックが入庫しました。

よく見るとヘッドも取付してあります。この方が運送にはいいかもしれませんね。

ライナーを入替したり、ヘッドはバルブガイド交換の作業予定です。