L28のシリンダーヘッドをアルゴン盛りしました。N42タイプの28ヘッドです。
日産のシリンダーヘッドの材質はAC-〇〇なので同じ材質の溶接棒を用意しています。しかし、日産でもS20やレース用のエンジンは材質が少し違うので、難しいですがその都度工夫しています。
燃焼室の溶接作業は、巣穴が出ない様にするのと溶接歪が出ない様にする事に対しての対策をしていかないといけません。
いままで、L型のシリンダーヘッドの肉盛りは何台やったんだろう?
数えきれない位の台数を盛っているかも・・・。
最近多い加工はRB26DETTのシリンダーヘッドの加工です。画像はDRAGキットの加工して燃焼室をフルサークル形状で加工した物です。一時RB26DETTのシリンダーヘッドの加工、特にパワーアップ目的の加工が少なくなったのですが、最近また多くなりました。
ベリリュームのシートリングも選ぶ人が多いですね。
シートカットは機械3台体制で加工して、燃焼室のマシニングセンター加工は2台体制でフル加工を実施しています。帰宅前にヘッドをマシニングセンターにセットしてプログラム起動です。燃焼室加工は夜間がベストです。
最近では燃焼室の形状もいろいろ工夫しているところです。
RB26DETTのシリンダーヘッド加工はもう何台加工したんだろう!驚く台数です!
そうだ、この画像のシリンダーヘッドはポート研磨も当社で行ったシリンダーヘッドです。