太吾の会社に2Jエンジン加工の引き取りに行ってきました。ブロックのクランクキャップの加工です。
初めての工場訪問です。新築で綺麗な工場でした。
真っ赤なトランポが2台も置いてありスゲーの一言でした。
Kawasakiのオートバイエンジンの加工を行います。このエンジンはZ1のエンジンで、オートバイエンジンの中で一番多く入庫してくるエンジンです。
画像はまるで組付けされているかの様ですが、重なっているだけなんです。これからヘッド、シリンダー、クランクケースと加工をする為にこんな風に重ねてあります。
逆輸入車だからなのか結構熱が入ってしまっているエンジンが多いですね。
ネジ穴などもみな治してバルブガイド入替してシート加工です。シリンダーも同様です。ライナー抜いて適正な締め代になっているか確認してボーリングホーニングの加工をします。ケースもオーバーサイズシリンダー加工などを施します。
うちはオートバイのエンジンの組付け作業はしていないので、加工のみで~す。m(__)m
LOTUSエリーゼ搭載のエンジンK18です。シリンダヘッドのチューニングをしました。
ビッグバルブの取付、もちろんシートリングの製作入替もやり、バルブガイドもリン青銅で製作入替です。バルブは海外製品を使いました。
久しぶりに自分でポート研磨しましたが、集中して研磨したからそれなりにいい出来だと思っています。INTマニホールドはローラーバレル式のスロットルボディー一体のマニホールドで、それとも段差が出来ない様に研磨仕上げし、EXHは画像の様にほぼポリッシュです。
このヘッド、以外に肉厚が薄いのでヒヤヒヤ研磨でした。
そうそう、最後に保険で含浸処理を施しておきました~。