NISSAN S20のクランクシャフトを2本製作しています。
粗研磨が終わり単体でバランス修正しています。なるべく個体差が出ない様に製作していますが、バランスを見ると個体差が出ていますね。
しっかりと修正し、差別の無いように仕上げます。バランス精度は許容値10g-㎜以内です。
この後は仕上げ研磨からラッピングまで行い各部を磨いて最終熱処理を施します。
もう少しの工程が残っています。急いで仕上げないと!
NISSAN S20クランクシャフト修理
S20クランクシャフトをアンダーサイズメタルに合わせて研磨しました。0.5㎜アンダーサイズです。
S20のクランクはL28の様に高周波焼き入れされてなく、窒化処理をしてあります。アンダーサイズ研磨すると窒化層が無くなってしまう為に再度熱処理を施します。当社はSQ処理等を施します。これで摩耗しないクランクになります。
アンダーサイズのメタルを取付クランクを取付最終確認中です。
VR38 cylinder block
35GTRのVR38のシリンダーブロックにスリーブ入れる加工中です。下穴を掘っています。
何回かVRシリンダー削っていますが、アルミもいい感じですよね。密度が高い感じがします。
鋳鉄スリーブの効果はいかに!
ピストンスカート部コーティング
ランボルギーニのピストンをコーティングしました。頭部はウェットブラスト行いスカート部分はモリブデンコーティングです。コーティングを行うことで初期馴染みが良くなります。
ピストンは再使用品ですが、シリンダーライナーは新品ですので、有効です。
Lancia V4 (ランチャ)
久しぶりに見ました。ランチャのV4シリンダー
V4エンジンなので、シリンダーは傾いています。確か11度位の挟み角だったと思います。
これから、加工を進めますが、錆は結構多いし苦労しそうです。
TOYOTA 2JZ CNC Porting(NC機械ポート)
最近本当に多い2JZのエンジン加工。
エンジン加工も進化しています。
機械加工で燃焼室加工とポート加工です。
Cylinder liner VR38
35GTR用のシリンダーライナーです。VR38は本来鋳鉄ライナーは入っていませんが、今回鋳鉄でライナーを製作しました。これからシリンダーブロック本体も加工してライナーを取付します。
(ブロック内に圧入すると見えなくなってしまうのですが、当社ロゴもレーザー印刷してみました。)
Super great ! 2JZ cylinder block
DAIGO SAITOの2JZシリンダーブロックです。
これは、アメリカのフロリダにある会社で製作販売しているシリンダーブロックでDAIGO Specialです。
アルミの削り出しです。
様々な寸法がオリジナルの2JZとは異なっていていいですね。エンジンマウントはどうすんだって形状ですが、レーシングエンジンなので、問題無いのです。
クランクキャップ廻りも安心設計ですな。何といっても軽い!とにかく軽い!
チョッとしたトラブルが有りましたが問題無いです。当社で追加加工して、すぐに使える様に直しちゃいます。
Kawasaki H1CrankShaft
最近2ストのクランクシャフトやシリンダーの加工が多いですね。特にはKawasakiです!ダントツKawasakiですね。
SSとKH系とそれから何といってもH1とH2です。全ての消耗品は新品部品の調達が出来るのです。それが安心ですよね。
画像のコンロッドは何でこうなるのって感じですが、部品があるので安心して分解組付け芯出しが出来ます。