クランクシャフト修理でジャーナル部を溶接肉盛りしました。
YAG溶接での肉盛りです。
溶接部分の硬度はHRC50以上になる溶接をしました。これ以上の硬度が出る溶接も可能ですが、2番部分が心配なので50程度としました。
この後に粗研磨して磁気探傷してから仕上げの研磨になります。
YAG溶接は鋳鉄材には不向きなので鋼材とアルミのみです。
クランクシャフト修理でジャーナル部を溶接肉盛りしました。
YAG溶接での肉盛りです。
溶接部分の硬度はHRC50以上になる溶接をしました。これ以上の硬度が出る溶接も可能ですが、2番部分が心配なので50程度としました。
この後に粗研磨して磁気探傷してから仕上げの研磨になります。
YAG溶接は鋳鉄材には不向きなので鋼材とアルミのみです。
クランクシャフトの加工をしています。たまたま数本纏まったので紹介いたします。
1、曲り点検修正→古い直6エンジンクランクは対外曲りが出ています。物によっては0.3㎜位曲りがあります。これを修正。
2、ジャーナル、クランクピン部の摩耗点検&磁気探傷
3、キー溝の加工→半月キーを一本キーのロングキーに変更加工です。
4、ダイナミックバランス修正→カウンターウエイトに穴をあけてバランス修正しますが、物によってはサンダーでアーム部を削る事もあります。
5、ジャーナル、クランクピン部のフィルムラッピング研磨
上記の段取りで画像のクランクを加工します。
最近すごく多いS20エンジンの加工!
シリンダーブロックも多いですが、シリンダーヘッドの加工も多いです。最近だと常に3~4台は入庫しています。K2、K3、K4型と様々な型式のシリンダーヘッドです。
加工のお決まりのコースは、最初に水圧検査を実施、次はバルブガイドの打ち替えし近年のバルブシールが取付できる形状のバルブガイドに変更。S20の元々のバルブシールは、Oリング形状なのでオイル下がりしやすいです。それから型式よってですが、シートリングの入替をし無鉛対策。仕上げはシートカットで突き出し値を適正にします。
最後に含浸処理を施し完成です。
これで、今後も長く使える様になります。
ジャガーの前期エンジンです。おそらく57年位前のエンジンだと思います。旧車を大事に乗られている人が多くいらっしゃるので当社も更に知識をつけて修理が出来る様に頑張ります。
このエンジンは4メインメタル式のエンジンで今回コンロッドメタルのトラブルで入庫しています。
アンダーサイズ研磨などを実施して修理をすすめます。
シリンダーブロックを化成処理しました。
防錆と初期馴染みに効果のある処理です。シリンダー摩耗の対策としてもいい処理です。
FA20のテスト用のシリンダーヘッドを手に入れました。中古で若干痛んでいますが、これならばテストカットに問題無いです。
これからCNCポーティング加工のプログラミングの為の測定に入ります。CNCポートはマシニングセンターで加工仕上げを行う事で、精度よく加工が出来性能アップできます。
しかし、結構曲がっているポートなので測定微妙ですが、進めてみましょう。
フロントウエイトにタングステンの丸棒を圧入しました。10㎜位の直径の物を入れました。画像で光っているのがそうです。
ウエイトのここの部分を重たくしたい為です。
比較的にフロントウエイトが重量不足多いですね。リアはAT用を使うので、重量重めで製作しているのだと思います。
最近多いロータリーバランスです。
432エンジンが完成まじかです。
ボルト類も再クロメート処理を実施して仕上げています。
バルタイもいい感じです。
11月に入り年末の緊張感が少しずつ出てきていますね。
今日は、S20エンジンの組立を行っています。今回はZ432用のS20です。
スカイラインGTRのS20と比較してほぼ違いは無いのですが、オイルパンの溜め位置が違うのでそれに伴いストレーナーも違います。
画像でも分かると思いますが、ストレーナーが長いのです。後ろ吸いなので仕方ないですね。
ストレーナーの網の部分の円盤が折れて外れてしまうトラブルもあるので、補強を入れる予定です。
本日は、シリンダーの加工の日です!
SR20とRB26にダミーヘッドを取付して準備です。
拘りのダミーヘッドです。形状と取付方など工夫しています。
この後もRB26が5台ほど順番待ちしています。ダミーヘッド増産しないといけませんね。
このSR20はストリート中心の走行なので、クロスハッチ目は長持ちする様な角度と深さにしましょう。