Cylinder!

Dec 16th, 2016

シリンダー加工と言えば気筒内のボーリングホーニングですよね。
当方はシリンダーのボーリングはマシニングセンターで行います。なるべくクランク軸センターと平行に気筒が並ぶように位置の修正を行いながら加工します。もちろん平行芯出しの治具を作ってあるのです。
自動車メーカーは量産機で加工するので気筒が、互い違いにずれていたりします。それを修正し一直線に並ぶように加工するのです。
今回の画像はSR20DET、L28、2JZです。加工の順番が来るのを待っています。

LOTUS Twincam cylinderhead

Dec 11th, 2016

カムがやっと回る様になりました。
時間かかったですが、やっぱりカムラインボーリングの修正は必要ですね。
いい感じです。
このあとは、各部点検してシム調整です。
シムも製作しないといけないのでまだまだですが、きっちり仕上げます。

VQ35DEシリンダーブロック加工

Dec 07th, 2016

VQ35ブロックにデカイ径のライナーを入れて、、その後オイルジェットの取付面加工をしました。
ライナーの下部が飛び出ていたので取付が出来なかったのです。
サラッと最小限で面出し加工しました。
そして、夕方にブロック本体を梱包し出荷しました!

SR20DETエンジンオーバーホール入庫!

Dec 06th, 2016

SR20DETエンジンのRebuild(リビルトオーバーホール)のご依頼でエンジン到着です。
シリンダーヘッドはハイレスポンスキットを組みカムとバルブスプリングも交換します。腰下はフルバランスと鍛造ピストンを入れます。
オーバーホールガスケットキットやメタルヘッドガスケットもストックありますので組付けします。
いつもありがとうございます。

NISSAN SR20DET シリンダーヘッド加工

Dec 05th, 2016

SR20のシリンダーヘッドの加工をするところです。計9台をまとめての作業です。(画像は7台ですが)
これから一気に洗浄と各部の点検です。その後は皆ハイレスポンスキットになります。
こうやって見ていると65Fのシリンダーヘッドが多いですね。65FのヘッドはS14、15系の可変バルタイ付きになります。
中でもS15が多いのかな?

GTR-S20用シリンダーライナー

Dec 01st, 2016

在庫が切れていましたS20ライナー
最近多く販売しているので急いで製作しました。今回の物は若干バージョンアップの表面処理をしてあります。
また、レーザー印刷でロゴも入れてみました。

在庫多数あります。宜しくお願いします。

RB26DETTインテークポート加工(とば口のみ加工)

Nov 26th, 2016

RB26シリンダーヘッドINTポートの
とば口加工です。入口のみの加工という意味です!
バルブガイドの手前までの間をCNC加工します。フルCNC加工ですと金額もそれなりですが、とば口加工は安価です。
EXHはとば口はやっていませんのでINTのみです。

いろいろな加工があります。これからも新しい加工は増やしていきたいです!

YAG溶接

Nov 25th, 2016

クランクシャフト修理でジャーナル部を溶接肉盛りしました。
YAG溶接での肉盛りです。
溶接部分の硬度はHRC50以上になる溶接をしました。これ以上の硬度が出る溶接も可能ですが、2番部分が心配なので50程度としました。
この後に粗研磨して磁気探傷してから仕上げの研磨になります。

YAG溶接は鋳鉄材には不向きなので鋼材とアルミのみです。

L28、LD28、RB26 CrankShaft

Nov 16th, 2016

クランクシャフトの加工をしています。たまたま数本纏まったので紹介いたします。
1、曲り点検修正→古い直6エンジンクランクは対外曲りが出ています。物によっては0.3㎜位曲りがあります。これを修正。
2、ジャーナル、クランクピン部の摩耗点検&磁気探傷
3、キー溝の加工→半月キーを一本キーのロングキーに変更加工です。
4、ダイナミックバランス修正→カウンターウエイトに穴をあけてバランス修正しますが、物によってはサンダーでアーム部を削る事もあります。
5、ジャーナル、クランクピン部のフィルムラッピング研磨
上記の段取りで画像のクランクを加工します。

GTR S20 CylinderHead

Nov 14th, 2016

最近すごく多いS20エンジンの加工!
シリンダーブロックも多いですが、シリンダーヘッドの加工も多いです。最近だと常に3~4台は入庫しています。K2、K3、K4型と様々な型式のシリンダーヘッドです。
加工のお決まりのコースは、最初に水圧検査を実施、次はバルブガイドの打ち替えし近年のバルブシールが取付できる形状のバルブガイドに変更。S20の元々のバルブシールは、Oリング形状なのでオイル下がりしやすいです。それから型式よってですが、シートリングの入替をし無鉛対策。仕上げはシートカットで突き出し値を適正にします。

最後に含浸処理を施し完成です。
これで、今後も長く使える様になります。