ドカティのシリンダーライナー加工をしました。ライナーの製作入替です。
ライナーはシリンダー本体に焼嵌めで取付されています。シリンダーの方の穴が小さいのです。ライナーの外径の方が大きいのです。
当然ですが、これで走行中にも動いたりしないのです。適正な締め代はエンジンによって異なります。これの判断も経験です。
画像右はフロントシリンダーです。左はリアシリンダーです。
後に写っているシリンダーはハーレーのショベルヘッドのシリンダーです。
ドカティのシリンダーライナー加工をしました。ライナーの製作入替です。
ライナーはシリンダー本体に焼嵌めで取付されています。シリンダーの方の穴が小さいのです。ライナーの外径の方が大きいのです。
当然ですが、これで走行中にも動いたりしないのです。適正な締め代はエンジンによって異なります。これの判断も経験です。
画像右はフロントシリンダーです。左はリアシリンダーです。
後に写っているシリンダーはハーレーのショベルヘッドのシリンダーです。
お客様の工場での写真です。KawasakiZ1エンジンのオーバーホール前の状態です。全部分解しました。
悪いところが無いかお客様と私で各部の点検をしました。
見れば見るほどいろいろ出てきます。でも最小限のオーバーホールなのである程度は目をつむります。
今でも人気のKawasakiZ当社も大得意のエンジンです。
ノンターボブロックを加工してターボ仕様にする加工が多いです。
画像はNAブロックです。分かりますか?タービン戻りの油口が無いでしょ。
マシニングセンターの上にも一台ブロックが乗っています。加工中です。
2JZもNA改が多くなっていますね。程度の良いターボエンジンが少なくなっていますからね。
FERRARIのシリンダーブロックの水圧検査用の治具プレートを製作しました。
ロゴをマシニングセンターで切削掘り込みしてみました。
CADCAMは調子いいです。jpg→DXF→当社の拡張子に変換しNCデータ作成です。
V型エンジンのダイナミックバランス修正を数本行いました。
シボレーのV8、トヨタV6の2GR、日産V6のVQ35エンジンです。
V8エンジンの場合、いわゆるエクスターナル式でバランス修正している物とインターナル式でバランス取りされている物があります。このどちらかで修正するのかは回してみないと分からない事があるのです。
カウンターウエイトの付き方でありウエイトの重量です。日本のエンジンでエクスターナル式バランスはMAZDAのロータリーエンジンです。前後に付いたウエイトでバランスを取ります。
V型バランスに必要なBOBウエイトの計算はさほど難しいものではないですが、V6エンジンの場合はV8とは異なるのでちょっとした係数をかけてあげます。ピストン等の往復運動する重量とコンロッドの大端部の回転運動する重量を測定して、またエンジンオイルの重量も加え計算していきます。
最近エンジンネタが多いです。
製作物や機械の紹介が少ないですね。
画像はVQ35DEエンジンの腰下加工して組付けを実施した物です。
ウォータージャケット内にPinを入れ加工しました。
それからBOBウエイト付でのDynamicバランスも実施しています。
ピストンは純正のオーバーサイズでシリンダーボーリングホーニング加工をしました。
もちろん、メタル合わせを実施しての腰下組立です。
TOYOTAの3Mシリンダーヘッドの加工しています。3Mと言えば、トヨタ2000GTのエンジンです。
先日から加工しているリフタースリーブの入替作業です。リフターの入る部分にスリーブが入っているのですが、上下に動いてしまっています。
加工は、抜くのも入れるのも大変です。
スリーブ自体は当社の削り出しです。動かないような工夫形状で製作します。油路もつけます。
2台共同じ作業なので頑張りましょう。
ランボルギーニ ウラカンのバルブガイドを製作しています。
画像の左の2本が当社で製作したバルブガイドです。
材質はもちろんベリリューム銅材です。
以前も話したのですが、ベリでもガイドに適した成分のグレードを使用しています。
形状はPORSCHE996系にそっくりですね。
材質も焼結合金を採用したなんて、以前のランボのガイドより良くなっていますね。
(右の2本が抜いたノーマルのガイドです。)
RB26DETTのシリンダー加工をする準備中です。24Uと05Uの新品のシリンダーブロックの加工です。
今日は3台新品が集まっています。
中古も数台控えていますが、これからシリンダー内径のボーリングホーニングです。
前にもお話ししたのですが、新品のブロックは何故か鋳物が柔らかいです。
また、ダミーヘッドの影響もすごく出ます。
ダミーヘッドのトルクをかけると上の方は〇〇に変形して下は〇〇になる。
とにかくダミーヘッド付での仕上げは大事ですよ。
ローバーの腰下を分解点検しています。
画像見て面白くないですか?コンロッドはまだクランクに付いています。
ラダーキャップを先に取り外してからコンロッドを緩めるのです。
当社はこのローバーエンジンは慣れているのでお手の物です。
しかし、オイルとエンジン内壁面が黒いですね。ブローバイが多く出ているのでしょう!
ピストンとライナーを交換したいところですが、、、