最近加工依頼が多いSUZUKIのオートバイ「ジーティーサンパチ」2サイクルエンジンなので、キモはクランクシャフトです。組立て式のクランクで軸受けはボールベアリングを使用します。コンロッドの大端部はローラーベアリング。これらを芯だししながら組み立てていきます。
画像の3本のクランクは全てサンパチです。ベアリング等の消耗品はメーカーから出ますので問題なくオーバーホール出来ます。よく見ると真中のクランクはコンロッド曲がっていますね。これは交換です。
kawasaki Z1CylinderHead面研
Kawasakiのオートバイヘッドの面研しています。
EXHマニボルトの部分の肉を残すためにその近くは切削しない様にしています。
名機エンジンですが、エンジンの個体が少なくなっているので大切に使っている人が多いです。
NISSAN SR311 U20
1968年頃のフェアレディSR311のU20エンジンシリンダーヘッドを修理しています。最近すごく多いエンジンです。
SR311はフェアレディの代表的な車輛ですよね。輸出で北米にも多く出た車です。しかし、ヒートしたエンジンが多いです。ヒートするとヘッドがすぐに歪んでしまいます。そうなるとカムシャフトが回らなくなりトラブルとなります。シリンダーヘッドの上面を最小限面研して、更にカムホルダーを適正に取付しなおして何とか回る様になります。カムシャフトにもリューブライト処理を施してスムーズに回る様にします。苦労しますが、結構楽しい仕事です。
メタルオイルポンプガスケットRB系エンジン用 ¥1,500-(税別)
RB20・25・26エンジン用オイルポンプメタルガスケット発売開始
価格は1枚税別1,500円です。
宜しくお願いします。
GTR-RB26DETTスロットル加工
連続して見えますが、RB26DETTのスロットルボディの加工品を並べています。
数台分まとめての加工です。すべてキレイに分解しボディをウェットブラスト処理等を行います。
その後に内径を拡大加工したり、最小限でボーリングしてスロットルバルブを作り直したり、
最小限でのオーバーホールをしたりと最近はいろいろなパターンで加工を実施します。
keifordカムシャフト入荷しました。
数点新しくカムシャフトが入荷しました。
ニュージーランドからの出荷ですが今は早いですね。数日で入荷します。
RB25Neoのカムシャフトとチタンリテーナー&バルブスプリングが人気です。
TOYOTA2JZハイレスポンスキット
2JZのビッグバルブを使ったハイレスポンスキットの加工を行います。
同じエンジンを連続して加工した方がやりやすいのでまとめて作業します。
燃焼室のCNC加工する物しないものと様々ですが、加工実績の多いエンジンです。
Volkswagenクランクケースラインボーリング
ワーゲンFlat4エンジンのマグケースのメインベアリングハウジングのラインボーリングをしています。PORSCHEとVolkswagenはメインメタルにオーバーサイズという設定があります。
メタルの外寸法が大きなものです。これに合わせてクランクケースをオーバーサイズでボーリングして使用します。マグネシウムのクランクケースは歪が起きやすいのでこの作業は必需です。
日産A15改掃除機
A15エンジン改の掃除機です。
昨年オーバーホールを実施したお客様から再度オーバーホールのご依頼。
エンジン本体は普通のエンジンですが、フライホイールやクランクプーリの付近に様々な部品が取付ています。
ものすごい重量になっているエンジン。分解したら再度パッキン類を作成しないと。
KELFORD Camshaft
ケルフォード社のカムシャフトの正規代理店のナプレックです。ケルフォード社はニュージーランドの南島の中央にあるクライストチャーチの町中にある会社です。
もう50年カムシャフトを作り続けている老舗です。習いのカム研磨機からトヨダ工機とドイツ系のCNCカム研磨機ともってカムシャフトを生産しています。もちろんプロフィール設計は社内でシュミレーションを行いながら設計を行っています。速度、加速度、干渉角、位相角、ramp、Lobとしっかりと計算しての設計を実施しています。
渡しも以前はよくカムプロフィール設計していました。得意なエンジンはOHVですが。。
画像は当社の在庫棚です。ストックカムシャフトの一部です。
近日中にまた入荷する予定ですが、SR20VET用、2JZのVVTI、RB25 のNeo6用など結構過激なプロフィールも豊富に設定があります。今週末から来週にはお待たせしているお客様の分が届きますので、もうしばらくお待ちください。