CHEVROLETのシリンダーブロックをボーリング・ホーニング仕上げしました。
また、各部のバリ取りも行って洗浄もしました。
これは、多分350だったと思います。
アメリカのV8(特にCHEVROLET)は結構好きです。大きくて重たいのですが、一度は自分でエンジン作って走らせてみたいですね。
音とトルクはとにかく迫力ですから。。好きな人は本当に好きです。アメリカンV8 (^^♪
バランス修正前のデーターです。
ノーマルコンロッドの回転部分の重量が○○○gだった物が、○○○gに軽くなって、更に往復部分の重量は○○○になったし、ピストンは変わらないから重量も・・・???!!!結果!ウエイトの重量が70gも重たい状態となってしまったじゃない。
10g-mm以内に仕上げないといけないし、こりゃ大変です。
とにかくイロイロと削って仕上げないと。
で、こんな感じに削り穴も開けて仕上げました。↑ チョッと苦労しましたが、かなりいい出来だと思います。
そして、数値はこんな感じです。 ↓
65mgと89mgです。もちろん10g-mm以下にもなっています。
とにかくV型エンジンはしっかりとバランスを取りましょう。
VR38クランクシャフトをバランス修正します。
V型のエンジンは、バランス難しいんです。
知っている人は知っていますが、V型はダミーウエイト(BOBウエイト)をクランクピンに抱かせてバランス修正をしないといけません。このダミーウエイトの設計は使用するピストンやコンロッドなどの部品の重量が影響するのです。
純正クランクは純正のピストン、コンロッド等でバランスが取れています。アンバランスが無い状態です。ですから、ピストンやコンロッドが純正と重量の違う社外の物などに交換してしまったら、クランクバランスは狂ってしまいます。
今回のVR38はコンロッドをH断面の物に変更です。重量もかなり軽量になりました。(ザウルスさんのオリジナルコンロッドです)
コンロッドの回転運動質量と往復運動の質量を測定しダミーウエイトの設計です。
« 前へ 1 … 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 … 169 次へ »