なかなか疲れが抜けないです。D1岡山の疲れです。
しかし、そんなこと言ってられません。仕事します。
久しぶりの12気筒エンジンです。さあ慎重に加工をしていきます。
手前にある小さいシリンダーは単気筒のオートバイシリンダーです。
NAPREC D1Machine-SR20DET 90mmPISTON
↑ 日曜日の単走時の動画です。ENGINEはすこぶる調子いいです。(^^♪
これが、エンジンルームです。
今回初めてのチームNAPRECとしての参戦でした。
木曜日にシェイクダウン状態での走行でデュアルファイナルの3戦目は予選落ちしましたが、4戦目は予選通過でなんと「ベスト16」に残りました。
うちのドライバー、松井有紀夫選手。
ベスト16は追走での競技です。追走一回戦で負けてしまいましたが、ベテランチーム、ベテラン選手の中でしたので緊張の中での走行でした。
しかし、今回はエンジンのテストが出来て、最高なレースウィークでした。
ピストン90mm仕様の2.2リッター・パワステポンプショートブラケット・NAPREC80スロットル等です。
エンジンオイル、ミッション、デフオイルは。信頼できる。http://www.redlineoil.co.jp ←です。
次回の8月のエビスにも当然参戦です。頑張りますので応援ヨロシク御願いします。
最近ブログをサボっています。
すいません。
また、お預かりしている加工品の納期も遅くなっているかも m(__)m
今週の週末に岡山でD1GPがありまして、その車作りに集中しています。
エンジンも新規なエンジンです。基本はSR20なのですが、ピストンを90mmの物を入れてBIGボアでの2.2リッターエンジンを作っていました。
クランクシャフトはSR20のノーマル改ですが、ピストンはアメリカの友人のピストン屋に特注してもらった90mmボアです。
画像は、そのブロックです。スリーブは完全に湿式のライナー状態です。全てDカットした接触型です。(加工状態をお見せしたいのですが・・・・まだ)
明日の夜中に岡山に向けて出発です。
最近この車に集中して色々作り物しているので、ヘロヘロです。
最近ベリリューム銅のネタが多かったですね。
その為に、ベリの質問も多くいただきました。ありがとうございました。
ベリリュームに関して少しふれておきましょう。
ベリリューム銅は、熱伝導がいいためにエンジンのバルブシートに使用しています。銅は元々電気伝導がいい材質です。しかし、純銅では硬度が低いためにエンジン内部の部品には中々使用できませんでした。しかし、ベリリュームとの合金が出来たことで電気や熱を伝える性能は純銅とほぼ同じままで特殊鋼材と同じくらいの硬度の銅となり、バルブシートやバルブガイドや様々な軸受けなどに使える様になったのです。
競技用のエンジンのほとんどのバルブシートはベリリューム銅を使用して作られています。バルブの寿命を左右させてしまうシートリング材質、いろいろこだわりを持ってエンジン作りをして行きたいですね。
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