RB25とRB26のシリンダーブロックです。これからエンジンASSY組付けするところです。
最近ディーラーさんからもエンジンオーバーホールの仕事が来るようになりました。
普通のオーバーホールが基本ですが。
しかし、RB系のエンジンも部品が無くなってきています。部品入手待ちになったりして中々思うように進みません(*_*;
これからの為に色々部品を作っておかないといけませんね。
RB25とRB26のシリンダーブロックです。これからエンジンASSY組付けするところです。
最近ディーラーさんからもエンジンオーバーホールの仕事が来るようになりました。
普通のオーバーホールが基本ですが。
しかし、RB系のエンジンも部品が無くなってきています。部品入手待ちになったりして中々思うように進みません(*_*;
これからの為に色々部品を作っておかないといけませんね。
ジャガーのヘッドをオーバーホールします。
最初に洗浄です。結構汚れているヘッドなので、荒いがいがありますね。(^^)
でも、汚れているヘッドを綺麗に洗浄して加工し納品するのは気持ちいいです。お客さんも喜んでいただけます。
先日ロータスのヘッドのバルブリフターホール内のスリーブを入替した話の時に、チョッとふれたジャガーのヘッドです。このヘッドもバルブリフターホールに鋳鉄のスリーブが入っているんです。
写真のヘッドはスリーブに問題は無さそうです。。
このヘッドは、バルブガイドを製作して入替しシートカットなどの加工修正をしていきます。
INTのバルブガイドは、バルブシールを取り付けできる形状に改造製作します。
HONDAの旧車(名車)のS800エンジンの修理加工を行います。
国産の4サイクルエンジンには中々無いレイアウトのエンジンです。多分このエンジンだけです。
シリンダーライナーが湿式でフローティング取付け。しかも2気筒づつで接続形状。
(S600は1気筒で分かれているライナーです。)
画像を見てください。ヘッドとの接触する面も一体です。
生産当時のホンダ技研は、汎用フライスと汎用旋盤と治具ボーラーでこれを製作していたんだと思います。スゴイ技術者集団と気合ですよね。
当社も、これを生産した技術者に負けない気持ちで加工をしないといけないですね。
これから、各部を点検してシリンダーのボーリング加工を行います。
下記の画像は、ライナーの側面です。年式で違うのでしょう。水路の形状が異なります。
新旧詳しくは分かりませんが、いろいろ工夫しているのだと思います。
クランクシャフトを製作しました。
SCM材の削りだしのクランクシャフトです。クランクシャフトの製作は本当に時間がかかります。とにかく工程が多いのと、各部の寸法が厳しいのでなかなかスピードがあげられません。
最終チェックを行って完成です。
2サイクルの組立式クランクシャフトです。
オーバーホールで全バラシをして各部のベアリング交換をしました。古いエンジンなので部品が無くなっています。結構部品の事を考えただけでも苦労します。
コンロッドが赤い色してますよね。。。。皆さんなんでだか分かりますか?
表面処理していますよね。。
何の目的で何の処理をしているんでしょうか?もちろん理由が有るんです。
加工一式終了しました。
何やるにも気を使います。大事なエンジンですから。
ヘッドの面研も気を使います。ヘッド2枚ありますが、基本同じエンジンですので、しっかりと同一量の面研をしなければなりません。
最初にそれぞれのヘッドの厚みを、マイクロメーターで測定しそれから面研作業します。
今回は、左右のヘッド2枚とも0.07mmの切削量で仕上げました。
きのう紹介したINTポートは、このエンジンです。
V8エンジンです。
最近このエンジンの加工が多くなりました~!
ある5バルブエンジンのINTポートです。
燃焼室が上側なのでひっくりかえっています。
今までにも何度か紹介した事のあるエンジンです。INTバルブが放射状に並んでいるエンジンです。(左右のバルブが内側を向いている)
しかし、何度見てもカッコイイINTポートですよね。
でも、真ん中のバルブ部分は少し癖があるんで加工時も要注意ですよ。
このエンジンは意外にバルブガイドが磨耗しやすいので、ある時間で定期的にオーバーホールをお勧めするエンジンです。
当社では、少しでもバルブガイドの磨耗を少なくする為に特殊な銅合金を使用しバルブガイドを製作しています。(リン青銅では無いです。シリコンブロンズでも無いです。)
とにかく、このエンジンのバルブガイドを抜く作業はいつも苦労します。
メーカー組立の際は冷やし嵌めをしているのだと思います。
1Jのヘッドを溶接修理しました。数日前に途中工程を紹介した、その後です。
燃焼室内はマシニングセンターでフル加工をしました。マシニングで燃焼室を整形するのは、当社のお得意作業です。最近ではハイレスポンスキットの際に大半が、この加工をしています。
アップはこんな感じです。 ↓
本日、筑波サーキットで行われた。クラッシクカーレースを見に行ってきました。
当社で加工したエンジンを搭載した車輌も数台エントリーしていました。
往年の名車ばかりが集まったレースです。キャブのNA車が中心のレーシングカーは何ともカッコイイです。私の年代は、このキャブ車ですので、見ていて嬉しい感動の喜びを感じます。
ファンネルから感じる燃料の香り!たまりません。30年前の青春時代を思い出します。。
いま頑張っているD1車の製作にも参考になるレースカーがたくさんあり。勉強にもなりました。(^^)
ブッチギリで早かった。Fクラスの東名さんB110!
ドライバーは、影山 正美選手!さすがです。 ↓
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