箱型スカイラインの純正オイルパンです。
手前側の物が、L型用の物です。今ではL型用の物も貴重品になりましたね。
そして、向こうにあるのがS20用の物です。形はそっくりですが、全く違う物なんです。傾斜の方向も違うでしょ。
箱型スカイラインの純正オイルパンです。
手前側の物が、L型用の物です。今ではL型用の物も貴重品になりましたね。
そして、向こうにあるのがS20用の物です。形はそっくりですが、全く違う物なんです。傾斜の方向も違うでしょ。
SR20DETの腰下を組付けした物を出荷します。
シリンダーのボーリング・ホーニング。コンロッド&ピストンの重量バランス修正。クランクシャフトの曲がり修正とバランス修正。ピストンリング合口合わせ。メタル合わせし腰下の組付けをしました。
ゴミが入らないようにしっかりと保護をして梱包出荷です。
最近、エンジン組の仕事が多いです。
旧スカイラインGTRのS20のクランクシャフトです。これは、当時物の純正クランクです。写真は修理後の状態(仕上がり状態)です。
S20のクランクシャフトのメインジャーナルは、段付き磨耗をしやすいのです。焼き付きでは無くです。オイルもしっかり廻っているんですけどね。
おそらく、メインメタルが上下共溝付き形状であるのと、クランクの製造方法が原因だと思います。当時の日産にしては珍しく高周波焼き入れでは無い熱処理をしていますので、、、。
最近では、社外でアンダーサイズメタルがありますので、そのメタルを使っての修理ができるようになったんです。メインもコンロッドも0.50アンダーサイズです。
もちろん、しっかりと寸法を測定して研磨仕上げをします。
その後は、最終表面熱処理にSQ処理を施します。これで、まるで新品の様なクランクシャフトに戻るわけです。
2TGのヘッドを外した状態です。
これから腰下を分解して各部点検です。
ギアトレインはやはりトムス製の物ですね。クランクが使えるといいんですけど~。
先日の2TGエンジンを全部分解しました。
時間の経っているエンジンだけに、あちこち痛んでいます。メタルもヤバい感じですので、クランクはアンダーサイズ研磨の加工になりそうです。
写真のバルブはINTバルブですが、シート部がかなり磨耗しています。減っているんです。
フェース研磨で修正も出来ますが、できれば交換です。
その他も色々チェックしていきます。
NAPREC D1-180SXを陸送のトラックに乗せました。
これから、ドリフトのイベント会場に向けて出発です。場所は、「北海道」です。
オーバークールの対策もバッチリ行い積み込みです。やっぱり、寒いでしょうからね。
イベントは、11月15日日曜日 新千歳モーターランドで行われます。
D1Grand Prix参加の車輌3台を東京から持ち込みデモランや同乗走行等も行います。
http://www.vets-labo.com/index/index2/tirasi-omote%20.pdf
http://www.vets-labo.com/index/index2/tirasi-ura2.pdf
↑ 新千歳モーターランドにお近くの方は是非見に行ってみてください。
久しぶりに、2TGのエンジンを手掛けます。
懐かしいですよ。本当に(^^)
全部分解して悪いところを完全に修理です。
ん!ヘッドは後期型ですね。レーザーヘッドになる前の物です。プーリーも着色してあるので、手が入ったエンジンの様ですね。色々と測定をしながら分解していきます。
バルブタイミングの確認とバルブクリアランスの確認をしていきます。 ↓
おお!カムシャフトはハイカムだ!TRDの純正カムです。加工カムでは無いです。INTは304度でEXHは288度です。お決まりのチョイスですね。
バルタイは?・・・・・結構早いタイミングに組んでいますね。
1mmリフトで計測して、INTのBTDCは33度でABDC51度です。
なのでINTのLobCenterは99度です。そして、EXHを測定したら、、LobCenterは110度位です。
中の下を覗くと、ギアトレインが見えます。この形は、老舗トムス社製のギアトレですね。バックラッシュを確認して分解しないと。。
PORSCHE964の後期ヘッドです。
エンジンからプチュプチュと排気漏れの音がしていました。おそらくここが原因です。
964の後期型ヘッドは、抜けやすい形状ですからね。私は、前期のヘッドの方が好きです。
クーパーリングも入れやすいですし、何しろ肉厚が違いますから、特にφ102ピストンシリンダーと組合わせした時は、要注意です。
KawasakiのZ系のシリンダーです。分解したら、ライナーが2気筒抜けかかっています。
良くあるんですよね。こうなっているシリンダー!
オーバーヒートを経験したシリンダーは要注意です。こうなってしまいます。
おそらく、全部の気筒で緩くなってしまっていると思います。
締め代が甘くなってしまうんですよね。
締め代=穴の径と、そこに入っている軸の径の差です。穴よりも軸の方が大きな寸法になります。呼び直径によって締め代の数値は異なりますが、ある決まった計算式をあてはめて締め代を求めます。
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