5バルブヘッド Nov 20th, 2011 4AG-AE111 最近5バルブのヘッドを見ると、なぜかFERRARIのF355を思います。 でも、今日のヘッドはTOYOTAです。そう!4AGヘッドそれもAE111です。AE101とは燃焼室の形状が少し違うんです。111の燃焼室の方がシンプルで形良いです。 バルブガイドの打ち替えとバルブシートの加工を行いました。
INTマニ部修理 Nov 17th, 2011 LOTUSツインカム LOTUSツインカムのヘッド特有のトラブルです。 マニホールド部分がシリンダーヘッドと一体で成形されているので壊れてしまうとヘッドの脱着になります。大変な作業となってしまいます。 ゴムのインシュレーターも入っているのですが振動など全て吸収しきれません。 これから溶接修理と少し補強入れの作業を行います。
S20シリンダーヘッド Nov 14th, 2011 S20ヘッド修理 ヘッドをオーバーホールしました。 お決まりですが、バルブガイド入替からシートリング入替までです。 最後にダブルインプレグネーションを行いました。これは保険みたいな感じです。
ヘッドの肉盛り Nov 11th, 2011 PORSCHE964 PORSCHE964のヘッドの側面の肉盛りです。 両サイドとも盛りますが、かなり大変です。しっかりと強度アップするように盛りますから、フィンの間の底面からの盛り付けです。 汚れや油分等があるといけないので綺麗に洗浄と下処理も確実に行いとても大事です。 この後の仕上げも工程が長いので苦労します。 今回は2台分で頑張ります。
TRのカムシャフトとバルブリフター! Nov 10th, 2011 FERRARI TR FERRARI.TRのV12(180度V型)のバルブリフターとカムシャフトです。 純正部品なのですが、それぞれ大変な事になっています。原因は何でしょうか?検証中です。。。 アウター式バルブシムの部分と、カムシャフトが鋼材の削り出しなのでこの辺りを調査してみたいと思います。 アウターシムは径が大きいので少し焼入れにむらが出ることがあります。それと面粗度も心配ですね。粗い面は即磨耗しますので。
VQ35DEブロックピン入れ Nov 10th, 2011 VQ35DE VQ35DEシリンダー加工が終了しました。 先日紹介したウォータージャケットにピンを入れた加工と面研、ボーリングホーニングです。 ピンはある程度の圧入力で取り付けされているので、ピン加工が全て終わってから面研とボーリングを行いました。
ヘッド溶け部分の修理 Nov 09th, 2011 ポルシェ930 ヘッドが溶けてしまいガスケット部分が抜けてしまったポルシェヘッドを溶接&修理を行いました。 私が棒で指している部分を修理です。当社へ入庫した際はこの部分が無くなってしまっていて完全に抜けぬけでした。当社で溶接肉盛りを実施し修理です。 フィンも再現して整形研磨も行いました。 下の画像は仕上げ面のアップです。 仕上げ面
SUBARU EJ20 Nov 08th, 2011 EJ20改 ピン スバルのエンジンEJ20を加工し腰下の組み付けを行いました。 上の画像の中央辺りにある穴がピストンピンとクリップの「組付け穴」です。シリンダーの横面に穴があり、そこから作業をします。 慣れないと少しやりにくいですが、大丈夫です。 コンパクトでいいエンジンで私は好きです。 下の画像は、クランクを180度回した際の「組付け穴」の中です。 EJ20改 コンロッド
JAGUAR CAMSHAFT Nov 07th, 2011 JAGUARハイカム JAGUARの直6エンジン用のカムシャフトです。ノーマルのカムではなく、加工でハイカムに仕上げたカムシャフトです。 よく見てもらうと分かると思いますが、BaseCircleがかなり小さいです。カムの黒皮部分も研磨してあるくらいですから。。。 直打式のエンジンなので、バルブリフターの径分以上はBaseCircleより細く仕上げないといけません。バルブリフターがカムに当たってしまうので。 それにしても細長いカムシャフトですよね。
SR2.2ハイコンプ Nov 05th, 2011 ロングストロークの2.2リッターNAエンジン SR20DEエンジン改です。NAエンジンです。 ピストンハイコンプです。大きなリセスが付いている盛り上がりのピストンですよ。 クランクは91mmのロングストロークでターボ用と同じコンロッドのセットでの組付けです。 トルクが上がって乗りやすいエンジンになりますね。