クランクに穴が開きました。

Jan 19th, 2016

クランクウエイトを重たくする為にタングステンを埋め込みしますが、当然一旦穴加工を行います。この穴に鉄より重たい金属を入れて重たくするのですが結構手間がかかります。
さて次はこの穴に圧入出来る様にタングステンを旋盤加工しないといけないですね。

V型のエンジンはバランスが大切です。
V型のエンジンでピストンやコンロッドを勝手に他の物に交換すると必ずアンバランスになります。(バランスが狂ってしまいます)
V6、V8だけでなく、3気筒も同じなのです。
これらのレイアウトのエンジンはクランクシャフトとピストン&コンロッド等の重量が合うように設計されています。コンロッドに関しては往復質量と回転質量で異なった仕事をしていますので、別々に考えないといけないです。奥の深い話かもしれませんが、エンジン設計では当然の事です。

個人的にV8のフラットプレーンクランクはあこがれています。そのうちにフラットプレーンクランクを作ってみようと考えています。